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烏帽子岳と言う山は日本全国至る所にあるが、国道57号線を走っていると烏帽子岳と記された標識があり、烏帽子岳と言うからには山であろうと、まして道路標識にあるぐらいだから車で山頂まで行けるのではないかと、山頂にはひょっとしててっぺん(三角点)があるのではないかと思い、清川村の畑仕事を終え、その帰り用作(ゆうじゃく)公園の紅葉を見て57号線から、標識に従って林道を登って行くと、烏帽子岳からえぼし公園へと標識が変わり、烏帽子には変わりはないと登るにつれ対向車と交わすことが出来ないほどの狭い道路へ変わり、大きな駐車場が二ヶ所現れるも道路はさらに続いているので登って行くと広い道路に出た。 狭い道路の隙間から見えた尖がった山が烏帽子岳と検討を付けていたので、広い道路に出たあと左へ登って行くと烏帽子岳登山口の標識を見つける、登山口から山の山容は見えないが、車で登って来た高度から計算すると山頂までの高低差は100m程かな?と思い、登るとすれば登り15分、下り10分と計算して車を車道脇に駐車し、お茶だけを持って登り始める。 登山口を入るといきなり鎖場が現れ、これは手ごわい山になるかも知れないと思いながらゆっくりゆっくり登って行くと、登山道は緩急・急〜急を繰り返し、一つの尾根に出ると落ち葉で登山道が判らなくなるが、周りを見渡し前方に見える山が烏帽子かなと、またも検討付けて前進すると丸木階段の登山道が現れ間違いないと確信する。 二つ目の尾根に出ると、そこは縦走路の分岐点で、烏帽子岳は右を差している、一つの尾根から見えた山とは反対の方向だが、分岐から右山を見ると高低差20mの所で青空が見えるので、あすこが頂上かと登り始めると斜度30度はあるかと思える急傾斜で、その傾斜に丸木階段が九十九折れに登っている。 山頂はとんがり山らしく狭く、登山者10人も登れば一人はみ出る程で、展望は北西の方向が開けているが、他は低木が邪魔をして綺麗には見えない、てっぺん(三角点)はと狭い山頂を探したが見つからず、三角点の山ではないのかと思っていると急にガスが湧き出したので下山にかかり、時計を見ると登山口から20分で登って来ている、山頂から見える林道までの高低差を読み取ると約150mかと思える。 下りは落ち葉が登山道を覆っているので滑り易く、傘の杖を駆使してゆっくり下るよう指示して、山頂を踏み出すと縦走路の対面の山にかかる岩山に長い鎖場が見える、第二・第一尾根を通過し、鎖場の斜面を下り終え登山口について時計を見ると15分で下ってきている。 第二尾根で見た縦走路の指標に鎧ヶ岳と記されているのを見て、この先に鎧ヶ岳の単独登山口があるのではないかと思い、車を神角寺方面へと走らせていると広い駐車場のあるところに鎧ヶ岳の登山道を見つけるが、今から登るには時間的に、またガス発生があるので次回に譲ることにする。 鎧ヶ岳登山口で道路脇の雑草刈りをしている人に、この道をと引き返す方を指して「この道は何処へ出るのかと」聞くと「何処へ行くのか」と聞くので大分方面と答えると「真っ直ぐ行って交差点に出たら右へ行くと大野ICに出る」と言う、で「あんたはこちらから来たが何処から来たのか」と言うので、「竹田方面」からと言うと「最悪の道を来たのか」と言う。 礼を述べて広い林道を言われて通りに下って行くと、ほんまに道は広く、走りやすく、先ほど烏帽子岳への標識に従って登って行った林道とは比較できないほどで、次回の鎧ヶ岳はこの道を登ることにする。 「鎧ヶ岳」 |
鎧ヶ岳と日平山の窪みで草刈りの人と話をする |
烏帽子岳登山口 鎖場 |
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急斜面をトラバースに登る |
急な丸木階段を登る 第二の尾根に出た所 |
山頂は丸木階段を終えた所かな? 烏帽子岳山頂 |
急な九十九折れ階段を下る 鎧ヶ岳登山口 |