兵庫県唯一のスキー場 鉢伏高原 

(1221m)

  5月26・27日に「おこじょ山の会」が氷ノ山一泊例会を取り組み、登山口確認のため車で出かけまし

 た。

  私は1977年頃氷ノ山に観光山岳道路建設が兵庫県から発表されたとき、兵庫労山主催の氷ノ山

 ブナ林を守る運動が現地氷ノ山で毎年行われ、私も数度登山参加したことがありますが、そのとき以

 来氷ノ山を訪れたことが無く、30数年前の記憶では心もとなく訪れてみましたが、大きく様変わりしてい

 るように見受けられました。

  

高原碑の後ろが鉢伏スキー場と鉢伏山

  宝塚を9:00に出発、中国道から播但道を経て鉢伏高原に11:10到着、今日は氷ノ山の登山口確

 認だけのため少し早いが昼食を済ませ、鉢伏高原スキー場の山菜取りの散策を行ったが、少し早いの

 か一握りのワラビを得ただけで鉢北へ向かう車道を鉢伏山尾根の肩まで行って見ることに、肩の駐車

 場に鉢伏山山頂まで1.3kと書かれた案内標識があったので登って見ることにしました。

  

        スキー場から氷ノ山を望む                     鉢伏前山

  登山道は広く緩やかで整備が行き届き山頂まで約20分で到着、山頂は遮るもが無く360度の展望

 が開け、南に氷ノ山がデンと居座り南西に扇ノ山が美しい山容を見せている。

  

            鉢伏山山頂                    鉢伏山山頂から扇ノ山を望む

  鉢伏山からの下りで山菜である根曲竹の筍を取りに来ていた人に出合い、話を聞くと年々収穫量が

 減ってきたと言っていましたが、これからが筍の季節でまた来ると・・・ 

  車に戻り登山口を確認するため、ウラ覚えの箇所に行って見たが違うように思え、引き返す途中老婦

 人に尋ね行って見たが判らず、車を空き地に止め辺りを探していると覚えのある東尾根への登山口を

 見つけ途中まで行って引き返すと、旅館の主人(?)が家から出てきたので親水公園登山口への行き

 方を聞き、また30年前に宿から見える氷ノ山にスキー場があったかどうかを聞くと、林道が出来たとき

 に開設したとのことで、東尾根への登山は林道からも行けると言われ、教えてもらった林道に車を走ら

 せると親水公園、逆水自然公園に東尾根登山口とあった。

          

逆水自然公園の東尾根登山口に設置されている登山地図

  東尾根登山口を確認したあと親水公園登山口に戻ると、氷ノ山から下りて来た人に登山道の状況を

 聞くと、東尾根は階段ばかりで親水登山道も階段は多いが歩きやすいとのことでした。

  林道は一車線ではあるが大型バスも通れるアスファルト道で、例会本番のときは時間を短縮するた

 め林道東尾根登山口まで行ってもらうことにする。

東尾根登山口

  

  16:00過ぎに親水公園を出発して尼崎の自宅に19:00着。          真名井 一正