三上山山頂からの展望

 御上神社駐車場12:00−妙見堂跡12:15−割岩12:37−山頂(雄岳)13:00−(昼食)−14:47−雌岳ピーク14:52−女山分岐15:05−天保の義民碑駐車場15:22

 昨夜の天気予報では13日も午前中は雨が残ると報じてたので、水曜登山は先週の伊吹山北尾根登山でリタイヤしたことを考え中止と決めていたが、朝5時ごろ目覚めると青空が広がってる。

 6時前にHさんより電話があり「どうする?」と言うので、それでは出かけてみようかと云うことで、鈴鹿山系七岳の一つ竜ヶ岳へと名神高速へ、出発が35分遅れで出発したところへ名神高速が京都から八日市まで集中工事中で、豊中あたりから混雑で遅々として進まない。

 竜ヶ岳登山口のついたときは予定の時間より一時間以上も遅くなり、おまけに登山口から見る竜ヶ岳はガスに覆われ、風も強くとても登れる状態ではない、無理して登れば伊吹山の二の舞になりかねないので登山は中止に決定。

  

竜ヶ岳登山口

 ここまで来たのだからどうするか相談の結果、同行者の一人が名神高速から眺める近江富士と呼ばれる三上山に登ったことがないと云うので、三上山に登ることに決めて国道を引き返す。

藤の花が今盛り

 御上神社駐車場に車を駐車して遅い登山となったが、過去の登山経験から山頂までは一時間弱で登れるので気にはならない、私は過去三度ほど登ったことがあり、この前登ったのは十数年前で登山口に着いて見ると、ずいぶん様変わりしていて登山口まで住宅が押し寄せている。

  

     民家の横が表登山道登り口に                  苔むした石畳を登る

 近年里山富士への愛好家が増え、三上山もその一つか以前と比べて登山道も整備されており、以前妙見堂近くにあった朽ちかけた家屋は撤去され、多くの登山道が作られ過日の面影は無くなっている。

  

    妙見堂広場に設置された登山ルート            新しく出来たルート?右が山頂へ

 割れ岩まで登ると大岩の露出が現れ過日の思いが懐かしく思われてくる、山頂の展望大岩の上に立つと180度の展望が開け一段と過日が思い起こされる。

          

            割れ岩を抜ける同行者              今にも落ちそうな岩

 ただ今回も同じ思いにとらわれたのは三上山が御上神社の御神体山として奥宮を建立してるのは判るとしても、山頂に日の丸はいただけない、山としてのイメージが損なわれ早く撤去して頂きたいものです。

  

    途中展望岩から近江平野を眺める二人                山頂雄岳の奥宮

 昼食休憩のあと下りは裏道を下ることにしたが、私は以前文化公園から登ったことはあるが裏道を通るのは始めてである、単調な登山道を下り終えると近江一揆で亡くなった天保の義民碑と記された駐車場に。

  

     三上山雌岳の奥宮                    天保の義民碑の説明文を見入る

 御上神社駐車場に戻り、帰りは集中工事が続いてる高速か一般道かと迷ったが、自宅まで同等の時間を要するなら、道路地理を覚えるために一般道を帰ってみようということで一般国道を尼崎まで走ることに、途中高速と平行して走るとき道路情報を聞けば渋滞何キロと報じてる。

  

水の張った田んぼに映る三上山を撮影する同行者

 約三時間のドライブでしたが、今回は登山より道路事情に疲れた山行きでした。