おこじょ山の会

 2010年参議院選挙が戦われてるなか、山行きを誘われていたが、応援メンバーに一人として当日まで心揺らいでいたが、応援仲間に行っといでと言われたので、当日朝行く山の計画から外れた河内長野市の滝畑四十八滝に行くことにした。

 滝畑四十八滝は石川の上流に作られた滝畑ダムの上流に大小の滝があることから名づけられた滝である、石川は東に岩湧山、西に槇尾山・三国山の谷間を流れる川で、滝は本流や支流にあり、パンフレットによると名前のついた滝だけで四箇所ある。

 滝畑キャンプ場に駐車(駐車料金1000円と入山料名目100円)して、キャンプ事務所で滝見案内パンフを戴き軽装で出発。

         

      滝畑キャンプ場  奥に見える山は一徳防山           キャンプ場横の無名の滝

 パンフレットに記載されてる地図を見ると、滝は本流沿いに三箇所、山を隔てた支流に一つあり、今日は本流沿いの滝だけにして、まずは荒滝へと府道61号線を遡る、地図には15分と記載されている。

  

   荒滝は左奥の支流にある                 御光滝へは一枚板の橋を渡る

 キャンプ場の中に光滝の案内があったが後回しにして荒滝へ向かって直ぐのところに無名の滝が左斜面から落ちてきている、高さは10mを超えるだろうか、いつもなら滝になりえない水量だが、昨日の雨のためか、それなりの水量はある。

  

     御光滝                             夫婦滝

 車道脇に荒滝の指標を見つけ川原に下りてみると、荒滝は岩湧山方面から流れ出てくる支流にあるらしく、その支流に行くには本流の川を渡らなければならないが、いつの雨か橋が流されわたることが出来ない、あきらめて次の目的地御光滝へ向かう。

 御光滝までは15分の距離、車道は川から少し離れるが、その車道はあまり車も通らないのか路肩の草が道路に覆いかぶさり避けて通らなければならない、入山料100円取ってるのだから道路の整備でもしてくれればと思うが、府道のため道路管理は府にと思ってるのかなと話しながら登っていき、川に面すると大きな滝音が聞こえてきたので木々の合間から除き見ると素晴らしい滝がある。

 御光滝と記された指標が現れたので川原に下りていくと、高さ10m程の滝が前日の雨で水量を増して落ちている、しばし滝に見とれたあと、次の目的地である夫婦滝へと登っていくと今度は右手の山から高さ20m程の無名の滝が現れる、この滝も大雨にならなければ滝になりえないのか、水量は少なめである。

           

      夫婦滝の帰りに見つけたササユリ                      無名の滝

 この滝も雨が無ければ滝になりえないのか水量は少ない、本流に二筋の滝が見えた所に夫婦滝と記された指標を見つけ、川原に下り立つと高さ3mほどの滝が現れたが、今までのような豪快さは無い。

          

     光滝手前の無名の滝                      光滝

 パンフレットにある大滝は一山超えたところにあるため、時間的にあきらめてキャンプ場に変えると途中、来る時には気付かなかったササユリを槇尾山側の斜面に見つけ感激。

          

光滝

 キャンプ場に戻って、後回しにしてた光滝に行く途中にまたも水量の少ない高さ25m程の無名の滝があり、光滝に着くと轟音を立てる高さ15mもあろうかと思える水量を増した滝が現れる、今日であった最大の滝である。

  

    滝畑ダムの岩に掘られた摩崖仏              滝畑ダム湖

 滝見物が終わりキャンプ場で昼食をとりながら、帰りに堺市の大浜公園にある日本で一番低い一等三角点のある蘇鉄山に立ち寄って帰ることでキャンプ場を後にする。(蘇鉄山は次のページ