六甲山系の

十文字山を求めて

 岡本駅9:10−岡本神社9:25−大堰堤で小休憩(山の神)10:00−金鳥山分岐10:32−打越峠10:43−打越山11:05・11:50−大文字山13:19−甲南大学前13:50

 六甲山系には今だ知らない山々が多くあり、そのほとんどが六甲山系をハイキングまたは登山中に通り過ぎている山であることに気付く。

 今日は十文字山と言われている山が何処にあるのか確認するために出かけることに、ただ十文字山だけなら物足りないし、時間も勿体ないので打越山に登ったあと帰りに十文字山を探すことにする。

    

              八幡神社の正門                     右岸道 八幡谷取り付き点

 岡本駅から天井川沿いに民家の中を登っていくと岡本八幡神社出た、神社にお参りして天井川の右岸道を登っていくと素晴らしい渓谷が現れ、渓谷の終わりに落差10mの細い滝があり、その横に不動明王が祭られている。その昔ここで修業をした形跡も残されている。

            

          名付けて素晴らしい岡本渓谷                            修行の場して使われたか小さな滝

 渓谷美が終わり大きな堰堤が現れた広場に登山と思われない老人が休憩していたので私たちも小休憩と腰を下ろすと、あれこれと話しかけてきたが、話が合わないので気にはなったが休憩もそこそこに打越峠へと腰を上げる。

    

八幡谷の最奥にある八幡神社の奥宮

 前回金鳥山を求めて打越峠へ辿った分岐点から打越峠へは同じ道を登り、打越峠で小休憩を採り、前回は七兵衛山に登ったが今回は打越山へと歩を進める。

    

打越峠にて

 打越山で早い昼食休憩を摂っていると老夫婦が薪を持って登って来たので何なんだろうと思っていると薪に火をつけて燃やし始めたので「ここは国定公園だから薪はだめだよ」と注意を促したが「彼は私は何処の山でも薪をしている」と反省の言葉もなく、再度注意をして私たちは十文字山へと下りにかかったが、時折六甲山系の山の山頂で薪跡を見かけるのは彼らなのかと疑わざるを得なかった。

    

         打越山への分岐から山頂へ                         打越山の山頂 展望は皆無

    

打越山から十文字山を求めて交差する登山道

 横池への縦走路に出た所から十文字山への指標に従って下っていくが、あの山か、あれかと指差しながら登山道を下っていくが、どこまで下っても十文字山の指標が続く、霊法会の教殿まで下っても十文字山の標識が続くので、教殿に居た人に聞くと塔のあるところが十文字山だと教えてくれたが、神戸市の観光課(振興課)も十文字山に着いたところで指標の向きを変更してくれることをお願いしたい、何故なら指標を頼りに十文字山に向かっている人には十文字山に辿り着くことなく素通りして民家に下りてしまう。

              

     十文字山はここかと?宗教施設の建物が         宗教関係者に聞いた十文字山の山頂には施設のネットが張られている

長い階段が続く最上奥の住民の買い物は大変だろうね?

 教殿からの下りは車道歩きとなるため、出来るだけ山道を探して山道を歩き甲南大学から岡本駅へ。