姫島港から見た国東半島の山々
 

 2013年夏休み、孫の恭哉(10歳)と姉さん三人で姫島を訪れ矢筈岳登山を村役場で訪ねると登山道は草に覆われマムシがいるかもしれないので冬に登ることをお勧めすると言われ、2014年1月2日冬休みを利用して恭哉が一人で豊中市から阪急・JR・新幹線・JRと乗り継いで大分県中津駅に着いたので姉さんと迎えに行く

 姉さんは仕事柄月曜日しか休めないので、それまでの間恭哉から戴いた年賀状に行きたい所を記されていた芹川ダムや清川村(今は町)を訪れ時間をつぶす。

 

 

 

     

伊美港  左は姫島へ行く第一姫島丸   右は姫島丸から見た姫島

 

 

6日月曜日姫島に行くべく朝早く別府から宇佐の姉さんを迎えに行き国東半島の伊美港へ、伊美港に着くと待つことなくフェリーで姫島へ、姫島に着くと昨年訪れた村役場を訪れ登山案内を請う、登山林道は上まで続いているが回転できる場所や対向車を交わせる箇所も無いので入り口の駐車場に置いて行くことを勧めると言うので礼を述べて林道入り口へ。

 

 

    

        アスファルト林道から地道の林道登山口へ                林道から登山道への分岐

 

 

林道入り口から山頂まで約30分とのことで入り口の駐車場に車を止めて歩き始めたが、役場の案内とは少し違って至るところに退避箇所があるがのんびりアスファルトの道を登って行く、5分も登と矢筈岳への案内指標が現われる。

 

 

    

        良く整備された林道                            良く整備された登山道

 

 

指標に従って登り始めると林道は地道に変わり、綺麗に整備されていると入っても私の車では登れそうもない、林道を登っていると登山道と記された指標が現われ、またも指標に従って登山道を登り始めると登山道は初日の出に多くの方が訪れたのか綺麗に踏み固められ登りやすいが、登につれ斜度もきつくなり九十九折れへと変わる。

 

 

    

         山頂に到着                                 テッペン(三角点)にタッチしてブイサインの恭哉

 

    
矢筈岳山頂の一等三角点

 

    
        山頂の権現社                                     恭哉と登頂記念撮影

 

        
       数少ない天測点も設置されている                           姫島灯台

 

 

二度ほど林道を横切り最後の登りに差し掛かると、登山道は丸木階段へと変わり斜度も急を増し緩やかになったと思ったら12時24分山頂に着いた、山頂は広く権現社と国東半島を望む展望台が設置され、権現社の前に一等三角点の標石が埋め込まれている。

 山頂までの所用時間を見ると30分で登って来ている、日当たりが良く展望の良い芝生の上で昼食として買い求めたパンを食しながら、恭哉は次春休みと夏休みの希望を話している。

 

 

    

         姫島灯台の謂われ                               姫島港から見る矢筈岳

 

 矢筈岳下山後、以前訪れた姫島灯台に行き、灯台横にある三角点へと歩を進めるがブッシュが酷く足を踏み入れることが出来ない、畑仕事をしていたご婦人に道を聞くが、今では誰も行く人がいないので道は無いと云う、行くのであればブッシュを押しのけて行くしかないと言うので諦めて帰路に着く。

 山好きな私にとっての初登りは標高266.6mの矢筈岳から始まる、この一年どれだけの山に登れるやら・・・

 

次ページへ