真っ白に雪を被った久住山系
第一駐車場10:18−第二駐車場登山口10:27−あと5分表示地点10:58−高崎山山頂11:07・11:20−登山口11:54−第一駐車場12:01−自宅12:32 家や散歩の浜から毎日眺める高崎山、高崎山は自然サル公園として有名だが山には登ったことがない、サルの自然公園として観光客が訪れる所からの登山道は無いが、その裏に登山道があると言うことを聞いていたので他の箇所へ行く時、その近くの道を通過する時に何時か登ることを考えて登山口を確認していた。 サルは単族行動ではなくグループ行動を取るとのことで、高崎山のサルは二つのグループがあり、そのトップにいたボス猿ベンツ(人間年齢105歳)が昨年から餌場に姿を見せなくなり死亡したのではと大分放送では話題を呼んでいる。 そのベンツ(死体の確認できず)のこともあり、昨日(2014・01・24)の天気予報では1月とは言え3月中旬の陽気になると言う予報を受け急遽高崎山に登るべく家を出発する。 確認していた登山口の標高は350mぐらいか(正確な標高は332m)と思い、山頂は625mだからその標高差は約300mと計算して約40分もあれば登れるだろうと第一駐車場を出発。
登山についての能書きと地図 登山入り口 第一から第二の駐車場登山口までは車の離合が困難と記されていたので第一に駐車したが新しくコンクリートを塗り替えられた道路は、コンクリートからはみ出れば充分離合が出きるなと思ったが歩くのも良しと歩いていると、真っ白いコンクリート道路の上にサルのウンチと思えるものが点々とある。
猿についての注意書き 素晴らしい登山道 サルが居るのかなと回りを見ながら歩いているといつの間にか第二駐車場の登山入り口に着いたがサルには出会わなかった、登山入り口に高崎山についての能書きと登山道を記した立て札があり、それを読んでいるとサルを呼ぶ声?サルの鳴き声?または花火の音?が聞こえてくる。 登山道は広く車でも登れそうだが入り口には車よけの柵が埋め込まれている、登山道は緩やかで落ち葉を鳴らしながら登る登山道は快適だがサルの糞が至るところにあり足元から目が離せない、糞が多くあるのだからサルに合えるだろうと廻りの木々を見ながら登るがサルらしき物は見当たらない。
ドングリを入れる桶 三ヶ所あった いくつもある竪堀の標識 高崎山はその昔大友宗麟の山城として豊後の要衝を成していたその道路が今も残っているのか緩やかで幅広い、その道路の真ん中に五右衛門風呂みたいな桶が設置され移動しないようにと記されている、読むとドングリの実を入れてドングリの出来具合を調べているらしい、多分サルの食量を見ているのかな? 高度が増し山頂は近いかなと思う辺りから竪堀と記した木札が点々と現われる、正確に数えたわけではないがその竪堀と記された木札は10を超えているのではないだろうか?今まで見た山城の竪堀は一つか二つしかなかったのに、それほどこの高崎山の山城は重要な山だったのか?
あと300m表示 山城についての能書き 山頂は山城特有の広々とした広さを持っているが、周りは木々に囲まれ展望は皆無、木々が無く360度の展望が開けていれば素晴らしい展望が開けているだろうと葉を落とした木々の隙間から南西・北西方向を望むと真っ白に雪を被った久住山系・雪の溶けかけている由布岳・鶴見岳が東南東には薄っすらと靄のかかった佐多岬半島が見える(写真の久住山系と由布・鶴見は駐車所近くで)
山頂表示と二等三角点 山頂には二等三角点の標柱が埋め込まれ、その横には何に使われたのか判らない丸い石垣の穴があるが、段差がある平地に城跡の名称でも記されていれば当時が偲ばれるのにと思ったが・・・しかし山頂に着くまでにも山頂についてもサルには一匹にも出会わなく、サルは何処に居るのだろうかと思ったが・・・
山頂にて この石垣の穴は何だろう?
山頂の城跡 里へ下る猿の道?が至るところにある
登山道の木々の合間から久住山系を見る 登山道で毛繕いをする猿 山頂を後に下り始めると一人の登山者と出会い、その登山者とベンツは何処に身を横たえているのだろう?と話を交わし、中腹まで下ると登山道に毛繕いをしているサルに出会った、サルは人間になれているのか道を譲ってくれ、私達を一瞥すると直ぐに毛繕いをはじめ、カメラを向けても気にも留めない。
第二駐車場の手前から由布岳と鶴見岳を見る 別府河内町から高崎山を見る、登山道は右の斜面 今回の高崎山登山ではもう少しサルに出会えるかなと期待していたが5匹しか出会えず残念な登山でした。
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