世界で初の原爆投下の地 ひろしま

第25回「連帯する会」全国交流集会

平和記念公園

 「連帯する会」の全国集会が、世界ではじめて原爆が投下された広島県安芸宮島で二日かにわたって開催されました。

 今年の原水禁ひろしま大会では次のように決議がなされました。

 「広島・長崎への原爆投下から64年―。世界はいま、核兵器廃絶への大きな転機を迎えている。「人類と核兵器は共存できない」との被爆者の声は、世界諸国民の圧倒的な世論となり、国際政治を動かしている。我々は、核兵器のない世界へと新たな歴史のページを開くため、地球規模で連帯し行動するよう、すべての人びとによびかける。」

 ひろしま大会の決議に賛同する発言が代表からなされたあと、記念講演として伊藤千尋(朝日新聞・ジャーナリスト)さんから「世界はどこに向かってるのか、私たちは何をすればいいのか」と題して講演が行われました。

 伊藤さんの講演の中でベルリンの壁から20年、反米に変わった中南米の政策を受けアメリカは変わった、そんな時日本の進むべき道はアメリカ追随で良いのかととの問いかけに感動したものです。

 二日目は参加各会からのこの一年間取り組んできた報告が行われたあと、代表から「まとめ」がなされ、次回開催地を滋賀県雄琴温泉で開催することで閉会いたしました。

 閉会後、私は広島の平和記念公園を訪れ、核廃絶を推し進めることを犠牲者に誓い帰路に着きました。

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    全国交流集会 会場                       慰霊塔

原爆ドーム