大雪に魅せられて

数年ぶりの大雪 京都愛宕山

2005年2月2日(同行3名

 数年ぶりの大雪に見舞われた愛宕山は、2月1日午後から振り出した雪で2日早朝になっても降りやま

ず、京都市内は久しぶりの大雪に見舞われ各鉄道にも影響を与え、阪急京都線でも大きな遅れが出て

いましたが、私たちの予定していた列車も到着が遅れ、出発は定刻に出たが、列車種別を間違えて乗車

した為、目的駅を通過、次の駅から引き返し嵐山駅へ。

 嵐山駅に15分程送れて降り立つと駅前は15cm程の銀世界、雪の嵐山公園に感動と愛宕山頂の積

雪に不安を抱きながらバス停へ。

   

        小雪のちらつく落葉樹                     凍てつく休憩所

 10:20分清滝行に乗車、清滝付近では25から30cmの積雪で10:40分登山開始、大雪のため安全

を期して60%が階段と云われる愛宕表参道を登ることにする。

   

          社務所前の参道                    40Cm近い積雪の参道

 急な階段や登山道は積雪のため段差がなく比較的歩きやすいが、樹木に付着した雪が風に煽られ落

下するたび歩行が妨げられ、衣服は雪だるま化し、雪を払いながらのため手袋はずぶ濡れ、しかし身体

は急な登りのため汗だくだくで寒さは感じないが、少しの休憩も汗に濡れた衣服が一気に冷え込み、暖

炉のある社務所へと歩を進める。

   

       愛宕神社本殿前の山門                     山門横の樹氷

 13:00社務所に到着、遅い昼食のあと濡れた衣服を乾かしながら、亀岡から週2回は登って来ると言

う母娘と談笑し、14:20分下りの危険度を考慮してアイゼンを装着し、愛宕神社にお参りした後、同じ表

参道を下る、16:30分清滝バス停に到着。

              

           表参道より京都市外を望む                    雪と紅梅

 朝、降り立った時の雪は大半が融けており、嵐山周辺では雪がシャーベット状態になっていた。