2月19日(月)〜23日(金) 12名  (男9名 女3名)

  第1日目 2月19日8時40分発千歳空港行に搭乗するため自宅を6時50分に出る今年は暖冬と言

 われるなか、千歳空港に10時25分降り立つと確かに昨年同月に降り立ったときと、比べると雪の量

 は少ない。  

  ここからニセコグラン比羅夫の宿までは、バスの旅となる、今回で3回目となるが車窓から眺める風

 景は何度見てもあきることはないが3時間はやはり長い。

  バスが支笏湖を通過する時、対岸に雄大な恵庭岳が真っ白に帽子を被り車内から、ケメラを構える

 が、木々が邪魔して、写真に納めることが出来ない

  

     伊丹空港 私たちが搭乗する飛行機           ホテルへ向かうバスの車中で

  15時20分宿に到着、夕食まで滑降する余裕は、あるが旅の疲れを癒すため前回訪れたことのある

 温泉に行くことにする。

  宿舎も昨年より、温泉がひかれてるが、外湯の露天風呂を楽しむため数人で出かける。

  温泉は外国人にも喜ばれるのか、湯に浸っているのは外国のひとばかり。

  夕食後一室に集合、最初の宴会となる。

  弟2日目2月20日朝目覚めるとどんよりとした天気、目の前にそびえる、羊蹄山の山頂付近ガスに

 見舞われ山頂部は見えない、朝食を終え8時30分過ぎレンタルスキ−を借りに行く頃には雪が舞い降

 りて来る。

  

    ホテルの窓から 羊蹄山に笠雲                ヒラフの初級・中級ゲレンデ風景

  支度が整いリーダーより今日一日の行動予定を聞きまずは足慣らしの為初心者コースを2度滑り中

 級コースへと長いリフトに乗り初心者も上級者も全員でアンヌプリ山の肩へと向かう。

  

    雪の造形 何に見えます?リフト上から          ヒラフゲレンデの食堂で、食後のひと時

  比羅夫スキー場はどちらかと言えばアンヌプリ山中腹の方が初心者向けのコースが多い。

  リフトを降り立ち寒暖計を見るとマイナス7〜8度昨年はマイナス13〜15度で今年は昨年より7〜8

 度温度が高い雪の量も昨年は4.6m近くあったが、今年は3.2mと少ない雪質もサラサラが少し水分が

 多いように感じられる、上級者の後を追って長い中級コースをついていくが風雪のゲレンデは雪面の見

 通しも悪くゴーグルがすぐに曇り危険このうえない,風防の無いリフトは寒くフード付きリフト、ゴンドラ等

 を利用して15時30分頃気温も下がり雪面が凍ってきたので引き上げ疲れた身体を温泉で癒し、湯上

 りの冷たいビールは格別でした、100号室に集まり各人の滑りに批評の花を咲かせ、心ゆくまで美酒

 を堪能し、明日を控えて、一日目を終えました。

    

       雪の造形美 エビの尻尾                    早朝の雪かき風景

  弟3日目2月21日  天気予報では今日も昨日と同じ予報で、空はどんよりとした、曇り空。羊蹄山

 山頂に傘雲がかかり、素晴らしい山の輪郭を現している。

  8時30分頃ゲレンデに向かう時分に雪がちらつき始める今日も昨日と同じ滑降条件になりそうだと、

 思いながら、リフトに雪の量は昨日より多い、気温は昨日と同じ、風が強く体感温度は寒く感じられる、

 高所よりの滑降でゴーグルは曇り防寒マスクは凍りつき前方の視界が悪く危険な為滑降を中止して

 昼食休憩午後からも天候は好転せず、16時頃引き上げ昨夜と同じ参加者全員100番号室に

 集まりリーダーが30数年前の8ミリ映画をビデオに編集した職場仲間のスキー風景の録画を観賞

 しながら1日を終えました。

   

      二日目の昼食後のひと時                   宿舎  ホテルの全景  

  弟4日目2月22日、朝目覚めると雲一つ無い青空が広がり羊蹄山も山頂に真っ白に化粧した稜線が

 空の青さに対比して素晴らしくしばしみとれる。

  朝食を早くすませ8時頃ゲレンデ、今日は天気も良いので初級組みと中級以上の組とに分かれ、初

 級組みはバスで日航アンヌプリゲレンデへ、中級以上はアンヌプリ山経由で日航アンヌプリゲレンデ

 へ、私は中級組に同行してリフトを乗り継ぎアンヌプリ山9合目まで登りつくと、そこは風速20mを超え

 るかと思える強風が吹き荒れ、体感温度はマイナス15度以上を感じさせられるほどの寒さで、リフト乗

 り場の寒暖計マイナス7度と比べると少し登っただけで痛切に感じさせられる温度差だ。

  高所から晴れ渡った羊蹄山を写真に納めようとカメラを構えるが近代的なカメラは寒さに弱いのか被

 写体を覗くがぼやけてよく見えない。

  

      強風の中アンヌプリ山頂へ                 アンヌプリ山頂から羊蹄山を見る

  強風でアンヌプリへは向かい風のため、緩いスロープでは風邪に押されて前に進まず、中級コースを

 初級コースまで滑り終えると、うそのように風が止み日航ホテル前のゲレンデに着くと、ゲレンデ放送で

 第四リフト(最上部)は強風のため運転中止の案内が流れていた。

  

         アンヌプリゲレンデにて                アンヌプリ日航ホテル前のゲレンデ

  午前中はアンヌプリで初級者と一緒に滑り、午後は尾根越えで帰るためゴンドラで最上部まで行き、

 第四リフトが運転中止のため、一旦東山プリンスホテルまで滑り降り、またゴンドラで最上部まで行き、

 ゲレンデコース外を横切り、寒暖計のある見慣れたゲレンデに着く。

  

       アンヌプリゲレンデから見る風景                 日航ホテルでの昼食

  ヒラフ中級ゲレンデで二度ほど滑降したあと、三日間の締めくくりとして最後の滑りを初級者と4度ほ

 ど一緒に滑り、今回のツアーを終えました。

  夜は昨夜と同様で、今日リーダーが持参して私たちの滑りを撮影した録画を美酒の酔いにまかせ観

 賞し、一日を終えました。

アンヌプリから見た羊蹄山

  第5日目(2月23日)今日は早立ちのため早々に脱ぎ捨てていた衣類をバッグに詰め、8:00前に

 バス停に着く頃に雪ならぬ雨が降り始め、空港に着いた11:00頃には本格的な雨となり、私たちに

 とってはラッキーだったかもしれないが、今日滑る人達はどうしているのかと思いをめぐらせ14:30分

 はじめての神戸空港に降り立った。

  

     早朝帰る日、朝焼けする羊蹄山                  初めての神戸空港

  余談だが、いわく付きの神戸空港は赤字が膨らみ県民の税金がつぎ込まれるとも言われ、航空各社

 からは採算が取れないと早くも撤退が相次ぎ、それでも県知事や市長は県・市民を騙し空港の拡張を

 唱えている。

  そんな知事や市長を応援する自民・公明・民主・社民にも腹が立つ、15:30分家に着いた私には

 5日間留守にした事で多くの仕事が待っており、ゆっくりするまもなく走り回り、疲れた一日でした。

  ツアーを企画していただいたMUさんありがとう。また一緒に遊んでいただいた参加者の皆様ありがと

 う。来年も宜しくお願い致します。

航空写真 上が羊蹄山、その右下がアンヌプリ山

                                                    真名井一正