2月28日天気予報では兵庫南部から北部にかけて曇りから晴れの予報、暖冬の影響で関西では雪 が少なくKHさんと雪山を登るべく最初は滋賀の武奈ヶ岳へ行く相談をしていたが、前日の天気から想 像して氷ノ山や扇ノ山辺りは雪が積もっているだろうと考え、急遽行き先を変更して、兵庫県では第二 の高さを持つ扇ノ山へ行くことに、国道29号線を北へ車を走らせていると、昨日来の降雪で道路電光 板に戸倉峠越えはチエン装備が必要と表示されていたため、ノーマルタイヤの車では通行不可と考 え、またも予定を変更して一宮町観光課を訪ね、経緯を話し町内の山に登りたいが「何処かお勧めの 山は無いですか」と案内を請い、藤無山を進めていただき行ったのが間違いだったのかも?「昨日の 雪も登山口までの林道には雪は無いでしょう」と言うことを信じて行けば途中から雪道となり前えは進め ない、安全な場所で回転して安全なところまで引き返し、雪が降り続けるなか装備を整え登山口へと向 かう。
雪の林道を登山口へと向かう 林道終点に立てられている登山口の標識 10:30分登山口の標識は確認したが上り口が整備されてなく判りずらく、これかなと思い登って行く と道かなと思えるところの木々に赤いテープが巻きつけてあるが、整備された登山道と言えるような道 ではない。
揖保川の源流を登る 定かでない登山道 道が険しくなりここから引き返す 揖保川の源流である渓川を何度と無く渡渉を繰り返して登るにつけ、積雪で埋もれた岩だらけの渓川 を直登するようになり、雪下の岩の状態が判らなくなり危険を伴ってきたので登頂を残念し引き返すこ とにする。 車の所に戻っても食事をする場所も無いので、来る途中車窓から確認していた家原遺跡公園内の吾 妻屋を借りて食事をすることにする。 一宮町には名水七撰と呼ばれる名水が藤無山への車道沿いに三ヶ所あると観光課の方に聞いてい たので注意しながら引き返すと、大きな杉の根元から水が湧き出ており、その横に名水藤無山の水と 記された案内板を見つけ、車を止めて水の感触を味わってみる。
名水藤無山の水、右試飲する私 舌の感触は甘くて柔らか味がある、少し戻ると車が止まっており二人の方がポリタンク及び2リットル 入りのペットボトルに車一杯に水(秘水!いぼ水)を汲んでいる。
秘水!いぼ水の碑 右上のパイプから流れ出ている 駐車場完備の千年水 水を味わって見るが、今度はサラサラの感じで甘みは無い、話をするうちペットボトル一本戴き礼を述 べて、また少し戻ると今度は駐車場が設けられたところで夫婦と思える方が、これもポリタンクを車一杯 に水『千年水』を汲み込んでいる。
千年水を試飲する私 家原遺跡公園の梅林 水を味わってみると、ここも先ほどと同じでサラサラで無味である、私には藤無山の水が一番あって いるし美味しいと思える。 家原遺跡公園は古代の竪穴方式の家屋が数戸と近在的な家屋が数戸があり、風の当たらない近在 的家屋の軒下を借りて二人で湯豆腐を作り、身体を温めその足で同公園内にある「まほろばの湯」に 浸かり、帰宅までには時間的に余裕があるので河原田不動滝の見学に出かける。
落差45mの河原田不動滝 この滝は不動明王と五体の石仏が祀られ五体の滝とも呼ばれている、落差は45m程の滝で二人で 見とれる。 気分良くして福知渓谷にも滝があると云うので行って見たが、案内標識も無く現地の方に訪ねると、 某の家の横から5分ぐらい登った所にあるといわれたので行って見たが判らず、道なき道を上流へと拾 数分登って見たが見つけることが出来ず、引き返す途中に落差3m足らずの滝があり、この滝のことか なと二人で話しながら車に戻る。
河原田不動滝 全景 福知渓谷小の倉滝? 扇ノ山に登るために出かけた山行きもノーマルなタイヤでは戸倉峠越えも出来ず、藤無山も悪路で断 念し、登頂こそ出来なかったが一宮町の観光ドライブも良かったかな?と思いながら19:15分帰宅に 着く。 真名井 一正
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