登山口9:13−手洗滝ー弁天滝(九眼白天王)ー肩ヶ滝ー長滝ーシャレ滝ー大滝ー一の滝ー二の滝ー岩壁10:20−峠山11:05−登山口11:45 2時間30分 11月07日(水)定着した水曜会?で今回は篠山市上筱見の筱見(ささみ)四十八滝を経て峠山と小金ヶ岳へ登ることにして車で尼崎を出発。 篠山市の案内によると筱見四十八滝はヒカゲツツジの群生地で、滝は四十八滝あるわけでは無いが年間を通じて水が枯れることなく始終流れているので、ゴロ合わせとしてして名づけられたとある。 筱見登山口は上筱見公園として駐車場やトイレが完備されており、四十八滝から峠山へ登り駐車場へ降りてくる約二時間半の周回登山ルートとなっている。
手洗い滝 弁天滝 歩き始めるとすぐに手洗い滝があり、そのすぐ上には弁天滝(九眼白天王)・肩ヶ滝と続き、鎖場を登ると長滝・シャレ滝またも鎖場を攀じ登ると落差約20mの大滝があり一の滝・二の滝と連続して個性ある滝を楽しむ。
滝から滝へと岩場を攀じ登る シャレ滝
長滝 大滝
一の滝・二の滝 一の滝・二の滝の横にはこの登山道の難所と云われる約30mほどの岸壁が横たわり、斜度50度に近い岸壁には長い〜鎖が垂れ下ろされている、「鎖は持つな!岩に掴まって登れ!」と云われてもとブツブツ言いながら登る彼女達、岸壁の上に出ると「すご〜い、きれ〜い」の連発、色づき始めた紅葉にしばし見とれての小休憩。
三点確保で最後の岸壁を攀じ登る 岸壁上から紅葉を眺める 岸壁の上からは緩やかな落葉樹の落ち葉を踏みしめて登ると多紀アルプス縦走路に出た、縦走路を左に採り少し下った所に駐車場への分岐点に合流、峠山はこの先やや急な登りを上り切った所にあると言うので先へ進むがかなりきつい。 峠山の三等三角点 三等三角点のある峠山の山頂は広いが立ち木によって展望は無い、次の小金ヶ岳へはこの縦走路を行けば着けるが車を筱見公園駐車場に置いてるために来た道を分岐点まで戻ることにする。 下りは岩場を通らないが、整備された道とは言っても落ち葉によって転倒するため油断は出来ない、周りの紅葉に見とれてか一人が落ち葉に隠れた石車で転倒、そのそばに目を見張るようなあでやかなモミジの紅葉が、杉の樹林帯を下って11:45分駐車場に着。 早めの昼食を終え、次の目的山である小金ヶ岳へ 登山口13:10−小金ヶ岳1:58−14:18ー登山口14:55 往復1時間45分 大たわ峠駐車場は小金ヶ岳と三嶽登山口の共用駐車場になっており6台の車が留まっている、三嶽は次回に譲って小金ヶ岳へ、杉の樹林帯をゆっくり登って行くと尾根に出る、尾根からは落葉樹の樹林帯へと変わり、樹林帯を抜けると目の前に紅葉した岩山が立ちはだかる、その山が小金ヶ岳だと言う、早くも女性二人が「ほんまに登れるの?」と不安顔。
県道から見る小金ヶ岳 岩の稜線から小金ヶ岳を望む 両側が切り立った尾根道をゆっくり鎖や岩に立ち木に掴まりながら進むと、またも長〜い鎖が垂れ下がった岩が露出した登りが待ち受けている、鎖や立ち木に掴まり登ると、今度は何も無い大岩が立ちはだかっている、この大岩はトラバース的に岩の上に出るが、落ちれば谷底へ間違いなし、緊張感が走る、乗り越えさらに進み九十九折の尾根を登りきると360度展望が開けた小金ヶ岳山頂に着。
山頂でのひと時 山頂から三嶽を望む 紅葉した三嶽が目の前に、山頂には小金ヶ岳山頂から見渡せる山々が記された円盤が設置されているが、遠くは霞がかかり定かではないが円盤に記された山をいくつ登ったか数えてみたが幾らも登ってない、課物休憩を終えて登って来た道を慎重に下り駐車場に14:45分着。 登頂記念撮影 緊張感で吹き出た汗を流すため能勢温泉に立ち寄り帰路に着く。 あとがき、筱見(ささみ)四十八滝を経て峠山への山行は「おこじょ山の会」向きのコースでした。来年4月後半に企画してみたいものです。
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