厳冬の霧氷を訪ねて 2008年01月30日(水) 杉谷隊道駐車場9:50−小峠10:20−乳岩10:40−国見岩11:13−山頂小屋11:45・12:35−展望台13:−高見峠登山口13:14−駐車場14:08=たかすみ温泉14:45 水曜の会は今回厳冬の高見山に樹氷を見に行こうと6名で出かけることにした、阪急塚口駅を7:10分車で阪神高速を経て宇陀市杉谷登山口へと、車中で一昨日阪神間の雨が高見山では雪に変わっていることを祈りながら杉谷まで行くが雪は無い、高見峠まで車で行けるのではと杉谷隊道に車を乗り入れると途中から路面が凍てついてきたので安全を期して途中の駐車場に車を駐車。
泥濘の駐車場で登山行程を聞く同行者 車道脇の小滝氷柱 高見山を見るが霧がかかり山を望むことが叶わない、霧が出ているので霧氷が見れるのではと期待して、凍て付いている車道は滑りやすいのでアイゼンを装填して出発。
車道脇の登山道標識 小峠登山口 車道脇の小滝に氷柱が張り付きしばし見とれたあと小峠の入り口に到着、登山道に入ると凍てつきも無くなり、歩行を考えるとアイゼンを外したほうが歩きやすいのでアイゼンを外す、急斜面を九十九折に登って行くと乳岩辺りから微かな霧氷が見れるようになり、国見岩まで登ると登山道は雪面と変わり周りの木々に海老の尻尾と云われる霧氷が見れるようになったため安全を期してアイゼンを再度装着。
少ない霧氷の登山道を踏みしめて 尾根に出ると登山道は深雪、木々には霧氷
自然の造形美 霧氷の海老の尻尾 登るにつれ海老の尻尾は大きくなり木々に着雪した霧氷が重いのか、木々が大きく垂れ下がり、登山道を覆いつくし歩行が困難になるが、困難より霧氷に歓声を挙げながら山頂直下の尾根に出ると周りは白一色の銀世界に変わる。
尾根道に霧氷の重さで枝が登山道を塞ぐ霧氷のトンネル
山頂直下東斜面では霧氷と樹氷が一緒に見られる 尾根は風が強く冷たい、霧も薄れ近隣の山々が顔を覗かせ、自然の造形美である海老の尻尾も長いもので15cmを超える、大きく付着した霧氷のトンネルを抜けると山頂小屋が目に飛び込んでくる。
リュックを置いて山頂へ 高見山山頂神社 小屋の中には6名ほどの先客が昼食休憩しており、私たちはリュックを小屋に預け山頂を踏むために出かける、小屋に戻り昼食休憩を始めると多くのハイカーが登ってきて小屋内は混雑とかす。
寒さに耐える山頂神社 樹氷の登山道を下る 下りは高見峠へと、下り始めると登山道は登りと違って霧氷は無くなり、代わりに木々は樹氷と化す、風も無くなり海老の尻尾風景も見ごたえあったが、樹氷風景も素晴らしい、樹氷も少なくなり台高山地が一望に見渡せる展望台には数名の方が休息して景色を楽しんでいた。
視野が開け高見展望台へ 高見峠(大峠)登山口
駐車場から眺める高見山の樹氷 たかすみの里 (たかすみ温泉) 展望台で休憩することなく下ると高見峠の駐車場に着き、トイレ休憩のあとやや凍てついた車道をアイゼンつけたまま小峠へ、凍てつきの無くなった辺りでアイゼンを外し車を置いてる駐車場に14:08分着、早く降りついたので予定に無かった温泉に浸かって帰ることにして国道沿いの温泉に行ったが定休日だったので(たかすみ温泉)で汗を流し帰路に着く。 尾根道は霧氷のトンネル
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