鈴鹿山系のとんがり山 鎌ヶ岳南西斜面から御在所岳を見る 山頂から見る御在所岳 右斜面の白い鉄塔が日本一高いロープ鉄塔 武平峠駐車場10:35−武平峠(880m)10:45−第一ピーク11:10−鎌ヶ岳11:36−(昼食休憩)−12:45−鎌尾根第5ピーク13:15(ここから引き返す)−鎌ヶ岳13:50−武平峠14:31−駐車場14:38 鈴鹿山系の一つである鎌ヶ岳に登ってみたいと思っていたところ水曜日登山に出かけている仲間が鎌ヶ岳から水沢岳までの縦走に行かないかとの誘いでメインバー4人で行って来ました。
駐車場の案内板 駐車場脇の登山口 奥の赤い矢印が鎌ヶ岳への案内 名神高速が集中工事のため大きく時間ロスをし、予定の時間より約40分遅れで駐車場を出発、前日の雨で登り口の登山道はぬかるんでいたが、武平峠からは砂礫が雨で締まっており思ったより歩きやすい。
武平峠 鎌ヶ岳と御在所岳の分岐 鞍部から見る鎌ヶ岳 第一ピークまでは林の中で展望は無かったがピークに出ると360度の展望が開け、後ろを振り返ると御在所岳の全容が見渡せ、日本最高の鉄塔と云われる鉄塔をロープウェイが行き来しているのが間近に見える、正面には切り立った鎌ヶ岳の岩場が抉られたように露出しており、それを登るのかと思うと緊張感と楽しさ半々で上り始めるが急坂とV字型に抉られた道は遅々として進まない。
登り第1ピークの岩場 第1ピークから見るご在所岳
登り第2ピークの岩場と鎌ヶ岳 鎌ヶ岳の難所をアドバイスを受けながら登る 鎌ヶ岳最高の難所と云われる砂礫と露出岩を右へ左へと移動しながら登り詰めると大岩に鎌ヶ岳(1161m)山頂の標識が現れる、360度の展望は鈴鹿山系をはじめ伊勢湾や四日市の町並みが望まれる。
山頂で登頂記念撮影 山頂から見る鎌尾根と水沢岳 時間配分を考え途中から引き返すつもりで鎌尾根を水沢岳へと歩き始めたが、鎌尾根への取り付き点を間違え、切り立った崖の上に出てしまい右往左往しているうち、とりあえずお昼にしようと言うことで山頂祠前まで戻り昼食休憩の後、あらためて辺りを見渡すと鎌尾根への取り付き点を示すマーキングを見つけ、リュックを一箇所にまとめて空身で山頂から見た第4ピークまで行くことにして下り始める。
鎌尾根から湯ノ山温泉に降りる分岐 この斜面の右側をを降りようとした 空身で下る急勾配は身も軽く危険な箇所もスイスイと底部まで下りきり、鎌ヶ岳を見上げると45m一本と15m一本のザイルを持ってきたとは言え、クライミングの経験の無い私にはオーバーハング化した岩場はとてもザイルでは降れそうも無いし、降りようとしたことに今さながらぞっとした。
鎌ヶ岳底部から見る鎌尾根 鎌尾根第3ピークから鎌ヶ岳を見る アップダウンを繰り返す鎌尾根で岩場に差し掛かるトラバースには落下防止のため鎖が張られているが利用することも無く台5ピークの展望所まで行って引き返す。
鎌尾根第5ピークから鎌ヶ岳をバックに 鎌ヶ岳の難所を他の二人が苦労して降りてきてる
下り第1ピークから鎌ヶ岳を振り返る 駐車場から鎌ヶ岳の難所を仰ぎ見る 鎌ヶ岳山頂から難所といわれた岩とガレバを慎重に足元を確保しながら第1ピークまで下りきると後は緑深まる木々を眺め駐車場に、登山装備を解き、汗を流すため甲賀市の国民宿舎「かもしか荘」に立ち寄り、露天風呂で汗を流し帰路に着く。 |