静かな谷川に鳴く蛙の声

 

 清水坂登山口11:10−大井戸山分岐11:32−第一ピーク11:52−竜ヶ岳前山11:59−竜ヶ岳山頂12:05−13:00大井戸山分岐13:30−清水坂登山口13:45

 多可郡多可町と氷上町との町境にある竜ヶ岳に登るため早朝尼崎の自宅を出発。

 竜ヶ岳へは篠ヶ峰(ささがみね)山頂まで車で行き、そこから縦走の尾根を往復するつもりで篠ヶ峰まで行って見たが、ルートが不明なのと山頂から見る竜ヶ岳への起伏が激しく遭難の危険を予知し、竜ヶ岳登山口から登る安全策を考え引き返すことにした。

  

    清水坂登山口                       杉の植樹林帯を九十九折に登る

 竜ヶ岳登山口に当たる清水坂までは舗装道路と地道の混合で、清水坂登山口には数台の車が駐車できるスペースがあり、遅い登山開始となる。

  

   大井戸山への分岐点                     分岐点の祠

 谷川に鳴く蛙の声を聞きながら杉の植林地を九十九折れに登っていくと程なく大井戸山への分岐尾根に出る、分岐には地蔵尊が祀られ、多くの登山者があるのか賽銭が置かれている。

  

    急斜面を登り終える                   広い尾根を行く

 竜ヶ岳への尾根は広いが両谷への傾斜は40度を超えると思える切り立った傾斜で、落ちたら容易には這い上がってはこれないほどだ、尾根道は広いが杉林と違って直登に変わり、長い直登を汗を拭き拭き登りきると第一ピークの頂に出る、ピークから緩やかな坂を登りきると竜ヶ岳前山の頂に、山頂は目の前に見えてるが尾根はさらに続き、10mほど下って登り返すと視界の開けた竜ヶ岳(817m)の山頂だ。

  

   竜ヶ岳三等三角点                       昼食後のひと時

 山頂は周りの木々が切り払われ展望は抜群、展望を楽しみながら昼食休憩を終え、登ってきた道を引き返し、コースタイムを調べると通常は登りで1時間半となってるが私たちは55分で登ったことになり、下りは40分でと思ったが急坂で慎重を期したため、思いのほか時間が掛かり45分を要したが早いペースの登山となった。

  

   尾根の両端は40度の傾斜                 田園風景から見た竜ヶ岳全景

 汗を流すため篠ヶ峰に登る途中立ち寄った多可町老人福祉センター「春蘭荘」で汗を流し帰路に着く。

春蘭荘の玄関口