宮津湾に聳える丹後富士

 由良登山口10:36−五合目11:15−峠尾根11:54−東峰12:02−13:13西峰14:15−峠尾根14:35−五合目14:52−由良登山口15:15

 「おこじょ山の会」の例会が無いので水曜登山のメンバーと由良ヶ岳に下見を兼ねて登ってみる事にした。

 阪急宝塚駅前から車に同乗させてもらい、舞鶴港から眺める建部山(丹後富士)を写真に納めるため西舞鶴へ、建部山は西舞鶴の何処からでも眺めることが出来、写真に納めてあと由良ヶ岳へ、登山口に行く前に由良ヶ岳の全貌を写真に納めるため、田植えの終わった田園風景が広がるところへ立ち寄り、由良ヶ岳を眺めるがあいにくカスミがかかり由良ヶ岳の稜線がはっきりせず残念。

  

    舞鶴湾から建部山(丹後富士)を見る         田園風景から由良ヶ岳東峰を望む

 国民宿舎の駐車場に車を置き宿舎横の登山口へ、ここは由良ヶ岳登山道の一合目にあたり、桧の植樹林と雑木林の入り乱れた尾根道はV字形に抉られた道は必ずしも歩きやすいとは言えないが、緩やかなのぼりのため苦にならない。

        

        由良ヶ岳双耳峰の全景                    宿舎横の一合目登山口

  

五合目から杉林を登る

 四合目を過ぎるあたりからやや急になり、五合目から檜林の中を九十九折に登るとは言え傾斜度も急を増し、汗が噴出してくる、急なのぼりは七合目まで続き、七合目に一杯水の案内標識が合ったので立ち寄ってみたが、水量は水滴が滴り落ちるほどの水量しかなく落胆する。

  

一杯水案内と試飲

 九合目は峠尾根に当り、東峰・西峰の中間に位置し、どちらを先に行くか迷ったが、まずは展望の良い東峰に先に行くことにした、緩やかな尾根を登りきると展望の開けたところに石積みの祠が祀られて、その周りに数組が思い思いに展望を楽しんでいた。

  

       峠の分かれ道                       広々とした東峰山頂

 山頂は360度の展望が開け、05年に「おこじょ山の会」が若狭富士と呼ばれる青葉山に登った青葉山の双耳峰が天に突き出るように聳え、宮津湾の海岸線や由良川の鉄橋を列車が通過するのを見ながら昼食休憩とする。

  

     東峰から見る青葉山                    東峰山頂の祠

  

    東峰から見る由良川鉄橋を渡る列車             林道の終点

 西峰へと出発すると家族連れが登って来て、その子供が手にしているビニール袋を見ると野いちごが一杯入っており、「何処で採ったの?」と聞くと「林道の周りで」と言うので、私たちも少し遠回りになるが林道を通って西峰に行くことにする。

  

野いちごの収穫と西峰への標識

 採った採った私たちも林道の両脇や西峰への登りでイチゴ狩りに40分近くもかけビニール袋一杯に野いちごを採り西峰の山頂に立つが、山頂は木々に囲まれて東峰のように展望は利かないが、天橋立方面だけ木々が取り払われ、天橋立を望むことが出来るがガスの発生で望むことが出来ず残念、ガス発生の気候変化で早々に下山開始。

  

      西峰山頂                            智恵の湯

 九合目の峠尾根からは登って来た道を引き返し、汗を流すた「めゆらゆら温泉」を訪ね、日帰り湯を探すが見つからず、天橋立温泉まで遠出して駅前の「智恵の湯」で汗を流したあと橋立を散策して由良ヶ岳を望むとガスに覆われ稜線を望むことが出来ず帰路に着く。

  

橋立智恩寺

  

   橋立の廻旋橋が開いてるところ             橋立から見る由良ヶ岳