鬼伝説の山と今が盛りのアジサイ観賞

 観音寺駐車場着9:05−鬼ヶ城登山口9:28−烏ヶ岳分岐9:50−烏ヶ岳山頂10:25−10:45分岐11:02−鬼ヶ城山頂11:17−11:35登山口12:05−駐車場12:15

 今回の水曜登山はメンバーの一人が16時までに帰宅しなければならないとの事で、簡単な山と人目一万本のアジサイ観賞と言うことで福知山市に出かけました。

 一目一万本のアジサイは観音寺(関西花の寺一番札所)にあるが、この寺の近くに観音寺と言う寺が三軒あり、もしこのホームページを見て観賞に出かける方があれば石原(いさ)の観音寺と言って尋ねると良い。

  

院内の観音寺風景

 烏ヶ岳・鬼ヶ城の山の登山口も観音寺からだが、この観音寺は院内の観音寺で一目一万本とは行かないが目を楽しませてくれるアジサイが植樹されており、それなりに楽しむことが出来る。

  

     院内の観音寺 云われの古堂           登山口 丸木橋が危険なため谷川を渡る

 登山口は朽ちかけた谷川の丸木橋を渡ったところから始まり、緩やかな檜の植樹林を登っていくが、登りが九十九折になると傾斜も急を増し汗が噴出してくる、休憩がほしいなと思う時分山の上を窺うと木の合間が透けて見えるのでそこまで行って休憩と考え登ってみると、烏ヶ岳と鬼ヶ城の分岐で、周りに木苺が黄色い実を付けてるので食しながらしばし休憩。

  

ピンクと白のササユリ

 どちらの山に先に行くかと相談の上烏ヶ岳に行くことに、烏ヶ岳アンテナ群の補修道路に出たあたりから登山道は昨夜の雨で刈り取られてない草木の露でズボンが濡れ、登山道をあきらめて補修道を登ったのが良かったのか、今年は見ることが出来ないと諦めていたササユリがピンク色や白色の花を咲かせ、鳥のさえずりが私たち一行を迎えてくれる。

  

烏ヶ岳山頂と三角点

 一等三角点の山頂は360度の展望が開けているはずだが、雨上がりのガスが発生しており展望は望めない、ガスが発生してなければ山頂からは播磨の山々や丹後の山々まで望むことが出来るのにと思ったが自然には勝てない、下りの途中木々の合間から福知山の町並みが少しだけ見れたのが登頂の慰めかも知れない。

  

山頂標識と鉄で出来た祠

 分岐から鬼ヶ城へは登山道も良く整備されており、標柱にあと300mと記された辺りから登山道は急な直登に変わりあえぎあえぎ登ると四阿屋に出て、その四阿屋にメモリアルの森植樹者の名前が30名を超える名板が提示されている。

       

鬼ヶ城の山頂

 四阿屋をひと登りすると鬼ヶ城の山頂だ、ここも360度の展望が開けているがガスのため展望を楽しむことが出来なかったが、周りに赤い実を付けた木苺が生い茂り、その木苺の実を食しながら小休憩とする。

  

   山が鬼ヶ城と言われる有縁が記されている        石原の観音寺山門

 下りは昨日の雨に濡れた登山道が滑りやすいので慎重に下るも尻餅を着く、車に戻りアジサイ寺として有名な観音寺へと向かい、シーズンだけ入山料拝借と言うことで350円の入山料を払って境内に立ち入ると、100種類のアジサイが豪華絢爛に向かい入れてくれる。

  

アジサイ寺境内と展望所から見た私市丸山古墳

  

   展望所から見た烏ヶ岳全景                 観音寺本殿

 写真に余念が無く一通り撮り終えると遅い昼食を摂り、温泉へと時計を見ると温泉に浸る時間が無いので直行で帰路に着く。

        

  

  

  

  

今回は温泉に入れなくて断念でした。