相生市街が一望できる

 (321.4m)

山頂から眺めた相生市街地方面

 那波野墓地登山口9:20−古池分岐9:35−とんび岩9:42−三段岩10:10−烏帽子岩10:23−第3ピーク10:52−山頂11:15−12:25東屋12:47−岩屋公園登山口13:15

 前回白旗山に登った帰り、ペーロン湯で聞いた天下台山が面白いよと言われたので登ることにして出かけてきた。

 登山口が判らないので地図とネットで調べ、適当に岩屋公園まで車を走らせ公園の駐車場に車を置き、ネットで見た那波野墓地登山口から登ることにして入り口を探す。

  

   那波野墓地登山口                      羊歯が生い茂る第一ピークへの登り

 墓地登山口からの登りは最初から急登で、登る人が少ないのか登山道ははっきりしてるが草木が刈り取られてなく登山道に覆いかぶさってきている。

第一ピークから見る相生市街

 107m地点を過ぎると羊歯が登山道を塞ぎ、いつものことでヤブコギに慣れてきたとは言え、真夏の暑い日は汗まみれの衣服に埃が付着し、蜘蛛の巣が行く手を塞ぎ、片手にウチワ、片手に蜘蛛の巣払いと疲れも倍になり、古池分岐を過ぎ第一ピークに立ったときは全身汗で濡れ鼠状態。

       

       とんび岩                    羊歯が登山道を覆い隠す

 ピークから少し下るととんび岩の標識が、岩の上に立って谷を覗くと谷に吸い込まれそうで、早々に次のピークを目指す、木陰は鞍部に下りたときだけで、風がないので暑さは変らない。

  

   第二ピークへの途中から振り返る とんび岩         第二ピーク山頂から天下台山を見る

 下った以上に登る第二のピークへは又も急登が始まる、緩やかになった所に三段岩の案内標識があったので覗いてみたが広い岩盤が二つ程見えたがよう判らんかったのでいま少し登ると、今度は烏帽子岩の標識があり、ここも覗いたがとんがった大岩があり、見ようによっては烏帽子に見えるのかもしれないが、私には何処から見ても烏帽子の形には見えなかった。

 235mピークから又も40mほど下り第三のピークへと向かう、第三のピークまでは何の変哲の無い緩やかな登りが続き、遊歩道に出たところから水戸大神への急な道無き岩を登り、大神から登って来た方向を振り返ると低山とは云え素晴らしい眺めが広がっている。

  

天下台山山頂の二等三角点と遊歩道分岐

 水戸大神から遊歩道を登ればよいものを、またも近道へと羊歯林の中に足を踏み入れたのが失敗、道は無くなり木々を捕まえて登るなか手が擦り傷だらけ、コースを変更して遊歩道を登ることに、第三のピークから少し登ると山頂広場に出る、広場には天下台山愛好者がいるのか良く整備され、簾の小屋まで設置されている。

  

山頂モニメントと山頂広場

 山頂三角点は小屋から100m程離れた所にあり、360度の展望が開け、遠く千が峰、笠形山をはじめ、明石大橋、鳴門大橋まで望むことが出来る。

 簾の小屋で昼食休憩のあと、岩屋谷公園登山口への遊歩道を下ることにして、下り始めると道のあちこちに草花が植樹され近隣の人々による天下台山への愛着度がうかがえる。

 今回も汗を流すためにペーロン湯に立ち寄り帰路に着いたが、帰りの車中で甲子園の高校野球が雨天でノーゲームになったとラジオで聞き、雨に遭うなと思ってたら阪神高速7号鈴蘭台辺りで豪雨に遭遇。

赤点が今回歩いたコース