2008・08・20

 ガリバー旅行村9:35−大摺鉢・小摺鉢10:05−屏風淵10:20−貴船の滝10:40−七変返しの滝11:20−小摺鉢12:05−(昼食)−12:47−旅行村13:15

 水曜登山は真夏の暑い盛りに岩稜の山々を歩き回ったので、今回は涼を求めて滝見物に出かけようと言うことで、比良山系の揚梅の滝に出かけることにした。

    

 揚梅の滝だけでは物足りないので地図を広げて調べていると、武奈ヶ岳の東、鴨川の源流に八淵の滝群と記載されてるではないか、詳しく調べてみると高島市のガリバー旅行村から滝見遊歩道があるらしいので、揚梅の滝に行く前に行くことで自宅を出発。

        

        

 旅行村の入り口に案内所があり、旅行村への入村料300円を支払い駐車場に車を止めて、整備された登山道を進むと熟練者以外は入山禁止と記載された標識を見て、不謹慎だが面白い箇所があるかもしれないと思いながら進むうち、魚止め淵・?と記載された標識があったが、案内所で貰ったパンフレットを見ると、川底までかなり降らなければならないので帰りに立ち寄ることにして先へ進むと大摺鉢と記された滝に出た、写真を撮りながら小休憩。

      

         

 滝の上が小摺鉢で、ここから川原に沿って登っていくと幽玄の世界に来たかと思える渓谷が現れ、標識には屏風の淵と記されている、少し難所の岩場を登ると素晴らしい滝が現れ、カメラ片手にしばし見とれ、我に返ってカメラを向けるも全景が収まらない、ロープを持って川底に降り、川底に張られたロープを持って飛び石を対岸へ渡るも垂直に切り立った岩場に一本のロープと鎖が滝の上部から下がっている。

   

貴船の滝上へ梯子・ロープ・岩を掴んで攀じ登る

       

滝上への岸壁    貴船の滝上には遭難碑 素晴らしい滝には遭難の危機も

 登山口で見た「熟練者以外は入山禁止」と記された理由が納得できる、リュックを石の上に置いて空身で登ることにし、ロープや鎖は身体が振られるので出来るだけ岩を掴み、滝の上に出ると平らな大岩があり、大岩の上から滝底を覗くと目が眩み吸い込まれそうになる、それもそのはず落差40m超で、大岩の上で小休憩。

                

 なだらかな川原をなおも進むと七変返しの滝に出たが、面白みの無い滝だったので引き返すが、貴船の滝の下りが気になる、幸いにもリュックを下に置いてあるので、前うしろと身体を入れ替えながら無事降りついたあと、小摺鉢の川原で昼食休憩を摂り、帰りにと思っていた魚止の淵は次回にとっておき、次ぎの目的地である揚梅の滝へと向かう。

          

滝道を降りるも登るも恐々 手と足の運びは まずは三点確保で ロープや鎖に頼らないこと

(揚梅の滝は雑草を参照)