紅葉を求めて     2008/11/05

段ヶ峰の尾根に出たところから熊笹草原が山頂まで続く

山頂から南東の山々を見る、左尾根の先端右下が生野高原CC

山頂から千町ヶ峰方面を見る、左尾根が千町ヶ峰

    段ヶ峰登山口12:00−段ヶ峰山頂12:25・14:00−登山口14:15

 段ヶ峰に登る前に千町ヶ峰へ立ち寄り、段ヶ峰への車道を地図で探すも地図には記載されておらず、道標に従い段ヶ峰を目指すも千町峠までは車幅は車が一台通れるほどしかなく、対向車が来たら交わすことが出来ず、常に交わせる場所を確認しながらの運転は疲れる。

 段ヶ峰の山端まで登ると車幅が少し広くなると同時に展望が開け、段ヶ峰の山裾一面に広がる紅葉は素晴らしくそのたび車を止め紅葉に見入る、登山口の駐車場に数台の車が留め置かれ、私の車が置けるスペースを探し登山支度を終え出発。

  

登山口と悠友山荘

 段ヶ峰は十数年前一度訪れたことがあるが、そのときは生野高原CCから登り今日登る登山口へ縦走したが、そのときの記憶はまったく残っておらず登山口に悠友山荘が在った事すら忘れている、覚えているのはこの登山口から生野高原CC登山口までただひたすら林道を歩いたことぐらいしか記憶に残ってない。

  

    人工林と雑木林の境界を登る               段ヶ峰の尾根を行く

 登山口の悠友山荘からは人工林と雑木林の境界尾根を登るが、これがまた急斜面で汗が一気に噴出す、二度の急斜面を登り終えると山上尾根に、山上尾根からの展望は素晴らしく360度の展望が広がってる、熊笹に映える紅葉は行く手を阻むように足を立ち止まらせるに充分な色彩を放ってる。

  

山頂と記されてるが実際の山頂は右奥にある、彼女の後ろの標識標高が間違ってる、左の1103mが正解

 カメラに収めながら山頂に着くと数組の方が昼食休憩を摂っているが、私達は昼食より周りの山々が紅葉に彩られている風景に見とれ昼食どころでない、展望を堪能したあと三角点を探すも無く、少し離れた所に白いポールを見つけ行ってみると二等三角点の標柱が埋め込まれ、三角点にタッチしたあと昼食休憩とする。

  

左の写真白い矢印がダート道、右は段ヶ峰二等三角点

  

昼食を摂りながら広がる紅葉を楽しむ

 今回の登山?は登山といえないほど山頂近くまで車で登って来てるので、昼食もあわてる事も無く、山裾に広がる紅葉を楽しみながらゆっくりとした昼食を終え、登って来た道を引き返す。

  

                                        登頂記念撮影

 登山口から以前歩いた林道に車を走らせると直ぐにダート道の変わり、道幅は狭く斜面に作られた道は一歩ハンドルを切り間違えれば何処まで落ちて行くのだろうと思える林道で、おまけに大きな石が剥き出しで車の腹を擦らないように(車に傷が付いても気にならないがパイプを痛め油漏れを起こしたら事は大事)とハンドルを左へ右へ捌くが捌きそこなうと車は谷底へ。

  

ダート道の車窓から写す

 何度か車の腹を擦ったが異常も無く生野高原CCへの分岐まで出ると幅広いアスファルト道に変り、一変に緊張感は溶けるが手には汗を握ったまま、高速を乗り継ぎ汗を流すため東条温泉に立ち寄ったがあいにく定休日の為、先週の水曜日立ち寄った「よかたん温泉」で汗を流し帰路に着く。

 今回は登山より林道に疲れた山旅でした、「千町ヶ峰の報告はHP雑草で」