2009年01月07日(水)

 阪急山本駅9:10−満願寺分岐9:40−中山分岐9:50−尾根鉄塔10:15−長尾山三角点10:40−中山最高峰11:52−12:44−奥の院13:22−中山寺14:20

 昨年から続けている水曜登山、新年初めての登山は西国二十四番札所の中山寺へ初詣を兼ねて中山縦走に出かけました。

 中山縦走路の中で唯一岩盤がむき出しになった尾根から登るため阪急山本へ、最明寺滝には立ち寄らず岩盤尾根に取り付くが、この尾根は平成16年4月に何者かによって放火またはタバコの投げ捨てによって山火災が起こり、以降毎年この時期になると県と阪神、北摂、丹波の9市1町の消防本部が合同で消化訓練を行っている。

  

    最明寺滝分岐から従走路へ               満願寺への分岐 左岩盤尾根へ

  

岩盤尾根を登る

 岩盤尾根は昨年登った播磨の山と比べると優しいが、近場の山として魅力を感じる、関西電力の送電鉄塔まで登ると登りは終わり、これからは尾根歩きとなるが、この尾根は遠くから見ると優しく見えるが、実際歩いてみるとなんとアップダウンの多い尾根なんだと愚痴が出てくる。

  

中山縦走で唯一の岩盤尾根

 長尾山山頂の四等三角点は阪急不動産によって買い占められ、登山道から三角点のある場所への分岐に「これより阪急不動産の敷地に付き立ち入る禁止」の立て札が、三角点は国民の税で標柱石が埋め込まれてるため、そこまでは立ち入り禁止ではなく「三角点はこちら」と案内板を立て、道路整備がなされてれば阪急不動産の株が上がると思うが・・・

  

   長尾山 四等三角点                   U字型になった登山道

 北面の大宝塚ゴルフ場に沿ってアップダウンを繰り返しながら中山最高峰に、昼食の用意をしてると5・6名の女性が登って来たので、どちらからと尋ねると岡山の備前から青春18切符を使って来たと言う、私たちはなんでもない山だと思うが、他県から見ると惹かれるのかな?寺参りが目的ではないと言う。

  

   登山道に方位を示す銅版が・・・             中山最高峰 二等三角点

最高峰から東北東を見る

 中山寺奥の院に立ち寄り夫婦岩に着くと、どちらが夫で婦なのか判らないが、私なりに夫と呼んでる大岩が40年前に比べると前に大きく傾いた様に思える。

  

中山奥の院 右の写真は不動岩、岩の下から清水が湧き出ている。今は生水は飲まないようにと立て札が立てかけている。

 中山寺本殿に設けられてる七五三の絵馬札を一生懸命眺めてると、仲間が何を探してると問いかけてきたので、爺ばかしかり五歳になった孫の絵馬札を探してたが、あまりにも多すぎて見つからず。

夫婦岩 右から夫岩・子供岩・妻岩と私は呼んでる

 中山寺の近くに住んでる仲間の家に立ち寄り、荒神湯で汗を流し、新年の祝いと今年も昨年に負けじと山へと話しながら祝い酒を食し帰路に着く。