金比羅本宮展望所から見た讃岐平野

 某企業入社42期生、九州出身者(現在は混合)の定年を祝いを兼ねて四国金比羅山に行ってきました。

 定年を迎えた中でも多くの方が引き継ぎ仕事に就いてるため数人の方が参加することが出来ず残念でしたが、参加された方は楽しい思い出になったと思います。

 42年前は四国といえば遠い異国のように思えた四国も今は簡単に行けるようになり、今回の旅も急ぐ旅ではないので各駅停車を乗り継いで行く旅と致しました。

  

                                    駅前から見る金比羅山

 三ノ宮から相生、相生から岡山、岡山から坂出、坂出から琴平へと乗り継ぎ昼過ぎには金比羅本宮の参道に到着、まずは昼食と言うことで食堂に、参拝する前に食事ならぬ祝杯となり、一杯、二杯と重ねるうち本宮まで約900段の階段があることを思い出し、参拝する者だけが途中で杯を置き、参拝を取り止めた者に荷物を託し階段を上り始める。

  

琴平電鉄の駅舎と電車

  

    参道に差し掛かる商店街                食堂で出迎えてくれた大黒さん

 ほろ酔いの身体が階段に堪えるかと思ったが、山歩きに慣れてる私にとっては苦にならずスイスイと他の参拝者を追い抜き本宮に到着、本宮から讃岐平野の眺めは素晴らしく、昨夜降ったのか雪が社殿の屋根に残っており白黒のコントラストを醸し出しており、同行者が上って来るまでの間風景に見とれる。

  

山門前の長い階段、ここまでで大概の人がダウン

  

金比羅山の山門

  

          本殿前の急階段                 参拝者が絶えない本殿

 参拝を終えたあと食堂で待つ同行者のところに戻るが、下り階段は上りと違って足腰を痛めやすいのでゆっくり下るよう注意し、食堂に戻ると残った者は出来上がっており、私たちも再度杯を戴き、宿泊場所である風光明媚な五色台への車中人となり鬼無(きなし)駅に降り立つ。

  

    本殿の屋根には昨夜の雪が・・・

 四国の山里に鬼無とは珍しく、駅の看板には桃太郎伝説と記されていたので、駅の人に謂れを聞いたが、桃太郎伝説云々は聞いたことが無いと云う。何なんだろうね!

長い階段を上から見る

 迎えの車で宿に着くと宿からの眺めは瀬戸内海を見下ろす素晴らしい高台にあり、目の前に瀬戸大橋が島々を結んで伸びてる風景は飽きることが無い、特に湯船に浸かってる時の夕日は素晴らしく長湯になってしまったほどだ、カメラに収めることが出来なかったのが今回の旅で唯一の残念に・・・

 宿に着いてからの文についてはホームページ「雑 草」に記載しています。