JR西屋敷から見た津波戸山 駐車10:30−下山13:20 中学校卒業同級会および還暦祝いのつどいが豊後大野市三重町の「ホテル豊洋」で行われ、そのつどいに参加した翌日宇佐市と豊後高田市の市界に聳える津波戸山に登るべく出かけたが、つどいに参加した同級生に教わった登山口の道を間違えてのと、聞き及んだ地形にあまりにも似ていたため車道終点に車を駐車して、辺りを見回すがそれらしき登山口は見当たらない。 この時点で谷一つ間違えたことに気が付いたが、岩山が目の前に聳え、ヤブコギでも岩山の尾根に出れば教えいただいた登山道に出るだろうと思い、なおも辺りに踏み跡が無いかと探せば、かすかな踏み跡を見付け岩山を目指して登り始める。
登山場所と決めたところから岩山を見る 岩山の崖下に着く 踏み跡は十数メートルで消えヤブコギとなる、私はヤブコギには慣れてるが同行した実姉は山に登ったことがなく大丈夫かなと思ったが、心配することなくグイグイと木々の枝を掻き分け私の前を登って行く、しかし今回のヤブコギは関西で味わったことのないヤブコギだ。
初めてのヤブコギに苦労する実姉 大岩の崖下までたどり着いた所で尾根への取り付き点を探すが手がかりが無いままに崖下を東へ移動すれば、岩山と岩山との鞍部に出たのでここからなら登れると思い鞍部に登ってみると左右どちらも岩山の山頂に取り付く場所が無い。
イノシシが飛び出たあとを眺める 疲れたと小休憩 元に戻りまたも崖下を回って三つ目の大岩の下に差し掛かると先を行く実姉の悲鳴と何かが下へ落ちていく音がしたので(この時私は関西の山友達から次回の山行きについてメールが入ってたので返信してた)実姉が谷底へ滑り落ちたのかと思い、「どうした」大声をかけると「イノシシが目の前から飛ぶ出してびっくりした」との返事、実姉の傍に駆け寄ってみると残ってたもう一匹のイノシシがまたも谷に向かって駆け出していった。
展望所(?)から見た岩山 津波戸山(?)の南斜面 三つ目の大岩を過ぎるとまたも鞍部に出たので登ってみるが岩山への取り付き点は無くまたも岩山の崖下を東へ回っていくと、大きく抉られた岩穴の下に誰が祀ったのかお神酒が供えられているが、道は依然として無い、岩山から離れ尾根への急斜面を登ると、登山道らしき道に出たので尾根を登って行くと今までのヤブコギが嘘のように素晴らしい展望が開け小休憩とする。 鞍部から見た津波戸山 右手の山 展望場所から山頂へは二つのピークがあり、いずれもピークの直下は斜度35度を超える急斜面で立ち木に掴まらなければ登れない、山頂と思える箇所は雑木に囲まれ展望は利かず、山頂から先は崖となっており誰も通った形跡は無い。 この切り立った岩山の崖下を左から右へ移動する 登ってきた急斜面を慎重に下り、展望の良いところでまたも小休憩のあと尾根を下っていくと、途中から道らしい登山道は消え、この間の道は何なんだったのだろうと思いながら尾根から外れないように下り、駐車してある車の横(?)まで下った所で斜面を谷に下りるとぴったり駐車場所に。
下りの尾根から見た切り立った岩 枝越しに見る岩山 今日は山に慣れてない実姉には私の趣味につき合わせて悪いことをしたと反省の限りと思いきや、車中で次回はあの山、この山に登りたいと言い出したのには驚いたのと安心したが、いつも登ってる山がヤブコギばかりではなくちゃんと登山道がある山であることを教えなければ・・・
下り尾根で登山道が消えまたもヤブコギ 下りピークから見た岩山 あとがき、同級生が親切丁寧に地図まで書いて戴いた地図には、登山口駐車場からまっすぐ行かなければならないのに、右へ行ったため登山口を間違えてしまい、途中の民家に声を掛けるも誰も居なく、同級生は登山道は整備されてるため迷うことは無いと教え戴いたが、私はそれ以前に林道を間違えてた、帰りに登山駐車所に立ち寄り確認すると、立派な津波戸山への指標が設置されており、指標を見落としたことに反省と同時に同級生に心から申し訳ない思いです。 間違った林道から岩山を眺める 岩山は隠れてるが左にまだ二つある
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