雑木林の樹氷 西宮市立山東少年自然の家駐車場10:28−展望台12:05−粟鹿山山頂13:13−13:38展望所14:12−自然の家登山口15:05 水曜登山で今日は何処の山に行こうかと思案のなか、朝来山から見た粟鹿山へ登れば少し雪が残ってるかもしれないと尼崎の自宅を8:00に出発。 今回はいつも同行してる女性二人は所用のためお休みで男二人で、私の車はノーマルタイヤのため雪道は走れないのでいける所までと舞鶴道を北へ走らせると、高速道から見える山々は昨日の雪で頂は真っ白、果たして西宮市立山東自然の家までいけるか心配したが、自然の家までは除雪されたのか雪も無く駐車場へ。
登山口と植樹林帯 雪山装備をして登山口に向かうと車道ゲートから先は3cm程の雪が積もっており、登山口から登山道に入ると積雪は10cmぐらいになり、暖かいのか植樹林の枝から日差しを浴びた雪の塊が落下してきている、リュックからウインドブレーカーを取り出しリュックの上から羽織る。
樹林帯から雑木林への積雪 登山道を登るにつれ積雪も深くなり、踏みあとの無い登山道は雪で埋まり至る所で道が判らなくなって来る、そのたび雪山用に取り付けられたのか赤いマーキングテープが10m置きに取り付けられてるので迷うことは無いが、植樹林を抜け林道に出ると積雪量は30cmを超えてくる。
樹林帯の積雪 林道を横切りまたも登山道に入ると踏み跡の無い新雪の登山道は膝まではまり遅々として前へ進めない、新雪に残ってる踏み跡といえば鹿と思える足跡のみ、登りの最後と思える急斜面を登り終えると展望台に出た。
林道を横切ってからの登り 雪に埋まったガードレール 展望台には鉄製の展望所が設置されており、展望所からはアンテナ巡視路の車道を山頂まで行くことになるが、巡視に行ってないのか除雪も無く山頂まで2kmの標識が目に付く、一歩巡視路に踏み出すと積雪は50cmを超える積雪量となり前進が困難になってくる、一歩一歩ラッセルしながら進むが、足は重く前につんのめるようになりはじめる頃に山頂まで1kmの標識が、標識の下に「山頂まであと1km、あきらめるな!」と記されてる。
この辺りでは一歩がやっと 山頂から北西を見る 車道は雪が少ないと思ってたのが大間違いに気づき、昨年の朝日峰登山を思い出す、雪の吹き溜まりではガードレールも埋まり、展望台から雪の無い時には山頂まで30分の距離だが、今回は深雪とラッセルの疲れとで一時間近くかかってしまった。
山頂直下の登り 山頂の西北に出来ているエビの尻尾 やっとの思いでアンテナ郡が立ち並ぶ山頂についてみると冷たい西北の風が吹き付け、写真を撮る手はすぐに凍えてしまう、風の通らない場所を探して昼食休憩をと歩き回ってみるが、風除けの場所は雪が深くとても落ち着いて昼食を摂れる場所はない、あきらめて立ったままおにぎり一つを食して早々に下山に取り掛かる。 山頂から見た南東方向 下りは登りでラッセルした跡を下るため足取りは軽く、いつの間にか展望台に、登山道に入ると登りであった樹氷は暖かい日差しのためか無くなっており、樹林帯に入ると落下した雪で登りの踏み跡は埋まってしまい、またもマーキング頼りの下りになる。
山頂 一等三角点 登山口の登山案内と滝案内
雪の雌滝 登山口まで下ると朝あった雪は完全に溶けてしまいアスファルトがむき出しになってる、登山口に雌滝まで200m、雄滝まで520mと記されてたので、雌滝までならと滝見に出かけることに、駐車場まで戻ると疲れがどっと現れ、その疲れと汗を流すため近くの「よふど温泉」に浸かり帰路に着く。
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