今年もスキーの季節がやってきました。今年は今年は2月23日から26日の3泊4日の蔵王です。 2月23日 数年来山の会仲間と斑尾からニセコへと10〜12名のグループでスキーを楽しんできましたが、今ままで一緒にスキーを楽しんできた仲間に色々な家庭的な事情が発生し、今回は4名だけのスキーツアーとなりました。 昨年のニセコで今年は場所変えで蔵王に決めていましたので、少人数ではあるが蔵王へ空路とバスに乗り継いで13時過ぎに宿泊地の蔵王温泉に到着。
宿泊ホテルといざゲレンデへ 蔵王といえば樹氷で有名なモンスター、今年は何処のスキー場からも暖冬の理由からか降雪量が少ないと報じられていたが、有数の降雪量を誇る蔵王に限ってと現地に着いて見ると、ゲレンデを取り巻く山の尾根には至る所に地肌が見えている。
近場のゲレンデ
足慣らしが出来たところで少し高いところまで登ってみる 13時過ぎに宿泊地に着いたので夜まで宿に居ても勿体ないと思い早速ゲレンデに、天気も上々、まずは足慣らしのため近場のゲレンデで数回の滑降を試みるが、やはり気温が高いのか雪質は重く思うように滑れない、私の腕が悪い理由にもよるのだろうが・・他のゲレンデまで足を延ばして見たが結果は同じ、明日の事を考え17時過ぎに引き上げ温泉へ。
地蔵山のモンスター 2月24日 朝から薄雲はあるものの天気予報では午後までは晴れたり曇ったりの予報で、天気も上々のなかモンスターが見られるという地蔵山へ、地蔵山へはシャトルバスを利用してゴンドラで山頂まで行くのが良いと聞き、ゴンドラ乗り場まで行くとゴンドラ駅はスキー客のみならず一般観光客で溢れ長い列が出来ている。 案内の係員が乗車まで30〜40分待ちと叫び、スキーの方はそれまで足慣らしに近場を滑降していてくださいと言うのを聞いて近場の滑降に出かけ、30分ほどしてゴンドラ駅まで戻ってみると、係員が次から次へとやって来る観光バスの観光客に同じことを大声で叫んでいる。
地蔵山の肩 こんなことでは時間が勿体ないと思い、リフト券売り場の係員に「リフトを乗り継いで山頂までは行けないか」と尋ねると「行けるよ」と乗り継ぎ順を教え戴き山頂へ、山頂に着いて見ると山頂は観光客で溢れ、あの樹林帯がモンスターが見られるところと一度来たことのある仲間が指差して教えてくれるが、やはり降雪量が少ないのと暖かさで写真や映像で見るモンスターにはなってなく、木々の緑が目立つ、山頂に安置されてる地蔵尊はり立像なのか坐像なのか知らないが首から上だけが雪に下から覗かせている。
食堂前の鎌倉 ゴンドラ前のホテル街 例年ならば3月中旬まで雪に埋もれていると云うが、観光客で賑わう山頂は長居は無ようと尾根伝いに広がるゲレンデを渡り滑って宿泊地のあるゲレンデまで帰ることに、初めてな私は地形とコースガイドを頼りに滑降しては次の尾根に行くリフトに乗り換え、また滑降しては次の尾根へと渡り滑って宿泊地のゲレンデまで戻り、昨日行けなかったゲレンデ周りをして早めに引き上げ温泉に。
2月25日 朝から行きならぬ雨、やはり気温は高いのか?雪質が悪いところに来て今日の雨、休息日と思いきや「少しぐらいの雨に負けてられへんで、いくで〜」の一声でゲレンデへ、理由を聞けば4日間の通しで買ったリフト代が「もったいない」の一言。
リフトが樹氷のなかを ゲレンデに出てみると雨に濡れた雪質は昨日以上に重たくシャーベット状になった雪はとても滑れる様な状態ではない、それでも何度か滑降を繰り返すうち防水の切れた防寒着は雨でびっしょりと重たくなり、その都度食堂で休憩。
アヒルの学校 可愛いよ 幼稚園生かな? 午後からは寒気が入って来たのか気温も下がり雨も止んで来たが、今度はガスが発生して上部では数メートル先も見えない、他のスキーヤーとの衝突が懸念され早々に初心者用のゲレンデまで戻り休憩してると可愛いアヒルの学校が始まったので微笑ましく眺めている。 ガスも薄らいできたのでゲレンデに出て滑降すると濡れた衣服はパリパリに凍りつき、この調子だと明日はアイスバンのゲレンデになるなと想像しながら早めに切り上げ、ゆったりとした夜を過ごす。
2月26日 夜半に雪が降ったのか外は新雪で真っ白、天気は晴れ、でも今日午後は帰る日、朝食もそこそこにゲレンデに出てみると昨日想像したように新雪の下はアイスバン状態、ソリのエッチは利かず制動はままならず、他の滑降者との衝突に最善の注意を払いながらの滑降は疲れるが、私にとってはこの4日間のなかでは最高のゲレンデ状態だ。
温泉街の足湯 高速のパーキングから しかし、気温が上がるにつれアイスバンも緩み雪が重たくなってくる、帰りのバスが迎えに来るのは14時、帰り支度を考えると正午に引き上げ、温泉街の土産物店を覗いたあと一路帰路に着く。 今年も楽しいスキーの企画をしていただいたことに感謝感激です。来年はモンスターを見るで〜
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