三室高原野外活動センター駐車場9:40−中間点10:20−三室山山頂11:45−12:03岩場12:30(昼食)13:22−中間点13:49−駐車場14:18

 先週(3月11日)藤無山に続いて今回も宍粟市にある県下二番目に高い三室山に行ってきました。

 暖冬の理由か藤無山も山頂以外は積雪もなく、気持ち半分の期待を持って県立、三室高原野外活動センターに車を走らせるが、三室山が見える辺りは南に面してるためか雪はなくやはりダメかと思いつつ駐車場へ。

  

      三室の滝                           三室登山口  

 登山道には残雪があることを過去の体験から察しスパーツを装着して出発、登山道は降雪によって植樹林である杉の枝葉が散乱し滑りに注意しながら登って行くと、途中から檜林に変わった辺りから登山道に残雪が現れ道が定かでなくなる。

         

中間点の標柱と植樹林

 杉や檜の植樹林から雑木林・ブナ林に変わった辺りから登山道は北面に変わり、残雪量も増して深いところでは50cm近い、残雪によって登山道も完全に消え、雪が踏み跡によって黒くなってるので、その踏み跡を見失わないように跡を辿って登って行くが、雪は凍りつきアイゼンを着けてない靴は滑りやすく、雪を蹴込みながら登って行くが、たまに柔らかい所に乗るとズボッとはまりこむ。

  

   急斜面を九十九折に登る                  踏み跡の消えた残雪の登山道

 尾根に出ると登山道以外は雪もなく、雪質も柔らかくはまり込む雪は歩きずらい、山頂尾根には一面に雪が広がってるが、雪質は硬く歩きやすく山頂に立つと360度の展望が広がってる。

  

      大岩の難所を行く                   残雪の尾根筋

 山頂から見る氷ノ山は真っ白く帽子を被ってるが、他の山々は降雪量が少ないのか斑で、この冬の暖冬を物語っている、それでも山頂で展望を楽しんでると北西からの強風は冷たく、風が無ければ展望を楽しみながら昼食休憩としたいところだが、汗に濡れた衣服が冷たく日当たりの良い風の通らない場所まで下ることにして展望を惜しみながら大岩のあるところまで下る。

  

    三室山山頂                          氷ノ山

 山頂に居た時間は短かったが、下りに入ると登りで硬かった雪質は軟らかくなり、ズボッ・ズボッと雪にはまり込み転倒が相次ぐが危険の無い場所のためそのこともまた楽しい。

  

山頂から見た山々

 昼食を終え登って来た道を引き返し、駐車場に戻って車を見ると、今が盛りなのか杉花粉でフロントガラスは杉花粉で前が見えないほど積もってた。

  

三室山山頂

  

下り登山道と里から見た三室山

 衣服に付着した杉花粉と汗を流すため「エーガイヤちぐさ」で汗を流し帰路に着く。