名草神社駐車場9:34−妙見峠10:40−妙見山山頂11:32(昼食)12:40−キャンプ場駐車場13:41−名草駐車場14:08

 妙見山と名の付く山は全国でどのくらい在るのだろうか?、兵庫県内でも私が知ってるだけで三か所、特に大阪近郷にある能勢妙見山は有名でハイキングのメッカにもなっている。

 今日は兵庫県北部但馬養父市八鹿町の妙見山に行ってきました。暖冬と云われているこの冬では多分雪は無いだろうと思っていたが山頂近くには雪が残っており、深いところでは30cm〜50cm近くあったが、雪は締まっておりはまることは無く平素の登山靴で充分だった。

  

       妙見登山口へ                      名草神社へ

 尼崎の自宅を6時半に出発、妙見山は活動センターから登るのが一般的だが、今回私達妙見山縦走を考え名草神社まで車を走らせ神社駐車場に駐車。

  

万年杉の切り株と説明文

 名草神社は歴史も古いのか万年杉と云われる妙見の大スギがあったらしく、今はその名残株が風雨によって朽ち果てないように屋根付きの建物によって保護されており、その株跡を見るだけでも目を見張る大きさである。

  

赤と緑のザゼンソウ

 社殿の周りはザゼンソウの群生地と記されていたので、少し早いかなと思いながら辺りを探すと、目を出したばかりのザゼンソウを二株見つけ早速カメラに収め登山開始となるが登山口が判らない、社殿の周りを探してると、それらしき道を見つけ、その道に従って行くと道は下って行くので、また元の所まで引き返えす途中、山の上に行く一筋のケモノ道を見つけケモノ道を登っていくと道は途絶えたので、いつものごとく妙見峠を目指して食樹林の中を藪こぎ紛いに登る。

  

名草神社

  

    登山道ではないよ!道無き樹林帯だよ         妙見峠の二体地蔵尊

 尾根に出たところから雪に埋もれた登山道が現れ、雪の登山道を登るが雪は締まっており歩きやすく妙見峠に着くと、神社から13丁目、反対側から37丁目と記された標識と二体の地蔵尊が祀られている。

  

         妙見峠                      登山道は残雪で埋まってる

 峠から妙見山へ延びる尾根道には残雪が続くが、尾根道から外れる側面には雪は無い、一つのピークを過ぎ妙見山への登りにかかると残雪は登山道以外にも広がり、日当たりのよい個所は雪も緩み滑りやすくなっている、締まってるか所を探しながら登り切ると妙見山の山頂で、山頂付近は30cmほどの積雪が残っており三角点を見つけ出すことができない。

  

     昼食後のひと時                      樹林の合間から蘇武岳を望む

 山頂からの展望は落葉樹林によって展望は無く、一か所のみ樹林の切れ間があり、そこから蘇武岳が見えるだけで扇ノ山や氷ノ山を望むことは出来なかったが、風も無く暖かい日差しを浴びながらのんびりした昼食休憩を過ごすことが出来た。

  

    妙見山山頂にて                     キクザキイチゲ

 昼食後、活動センターへと下りにかかると暖かい日差しで雪も緩み、登山道が階段状になってるところでは雪で階段が判らず、歩幅が合致しないためか大きく雪の中に足が埋まり、何度となく転びそうになるが積雪量も少なくなり、階段が見えるようになったところで野外活動センターキャンプ場に着く。

  

   キクザキイチゲを接写で撮る同行者            一株のザゼンソウ

  

     妙見山から流れ落ちる清水              但馬帝釈寺(日光院)山門

 センターへの道を少し下ると活動センター駐車場に着き、車道を名草神社へと向かう途中には蕗のトウが沢山生えてるので山菜摘みを行ってると、一株の成長したザゼンソウを斜面に見付け感激する。

  

但馬帝釈寺(日光院)と寺院内咲くアシタバ

天女の湯

 往路途中にあった日本三妙見の一つ但馬帝釈寺(日光院)に立ち寄り、そのあと汗を流すためにとが山温泉「天女の湯」に浸かり岐路に着く。