阿賀神社山門10:02−阿賀神社登山口10:10−岩戸山登山口10:38−岩戸不動尊10:46−岩戸山11:13−小脇山1:25−箕作山11:51−(昼食)−12:50−太郎坊山(赤神山)13:08−太郎坊宮13:50−駐車場14:36 水曜登山で今回はどの山へ行こうかと思案の結果「おこじょ山の会」が6月に近江八幡市の箕作山から太郎坊山を企画しているので、その下見に行こうと出かけました。 「おこじょ山の会の」登山企画は万葉の森船岡山からになっているので、私たちもその企画通りに登ることにして車を太郎坊宮駐車場に留め置き、車道を近江鉄道市辺駅へと向かう。 太郎坊山(赤神山)の全容 阿賀神社山門前前行くと市辺駅は山門前の国道を渡った所にあることを確認したあと、船岡山が万葉の森として整備された山に登り始めるが、船岡山は山と云うより田園の中にある丘と云うに相応しく、船岡山の中央に木組みの展望台が設置されていたが、周りの木々の方が高く無用のものに思える。
至る所に案内標識 阿賀神社境内
舟岡山の常夜灯 岩戸山登山口 万葉の森を通り過ぎ県道を横切って田園の車道を岩戸山(十三坊山)登山口へと向かってると、十三坊登山口で自転車に乗ったご夫人が通りかかったので、「目の前にある大きな建物はみちのえきですか?」と尋ねると高齢者施設で日帰り温泉も出来ると云う、今日の汗流しは高齢者施設でと決めて十三仏参りへと参道を入ると、入口には数台が駐車できる広場とトイレが完備されたあずまやがあった。
案内板と不動明明王尊 登山口はその奥で、ここから四国八十八ヶ所観音霊場巡りと記されてあったので、なんで八十八ヶ所が十三仏なのか疑問に思ったが、その謎は登ってる過程で判明した。
岩戸山への長い階段 正面の大岩の下に十三仏の一番が 第一番札所観音仏から不揃いの石階段が始まるが、階段はやや急な登りとなっており、登り始めて間もなく不動明王尊が現れ、その横には霊水と記された清水が湧き出ていたが、生水として飲まないで下さいと立て札が掛けられており、その上に大日如来仏(?)第十三が観音仏とは違った石仏が観音仏の横に安置されていた。 岩戸山山頂の大岩 登るに従って十二仏・十一仏と数字が下がっていき、これが十三仏の謂れかと思い、八十八ヶ所仏とは別のものだと判明、急な階段を休み休み登ってると大きな岩と岩の間に十三仏の一番が安置され、その横には宮と展望所を兼ねたお堂があったが、私たちは早く大岩の上に立ちたくて大岩の上に出ると、そこが岩戸山の山頂でした。 山頂からは360度の展望が開け、遠くには3月訪れた飯道山や阿星山、比叡山から比良山系、近くには繖山(きぬがさ)や観音寺山から安土山(安土城址)と広がり、眼下には船岡山やお椀山が見渡せる。 岩戸山から太郎坊山(赤神山)までは稜線歩きとなるが、稜線は立ち木に覆われ展望は無い、雑木林の稜線は足元ばかり見て歩いてると枝木が至る所で登山道を塞いでるので要注意だ。
小脇山山頂とイワカガミを接写で撮る同行者 枝木に注意しながら緩いアップダウンを繰り返してると前方が開け小脇山の山頂に着いた、山頂は南北の木々が切り開かれ、展望は良いが北西の風が強く、南西に面した風の通らないところで昼食休憩とする。 小脇山から少し下るとイワカガミの群生地に出たが、私のカメラは電池切れの表示が出ているため太郎坊山での撮影を考えてると撮影する余裕がない。
箕作山山頂と太郎坊山(赤神山)分岐 箕作山山頂は雑木に囲まれ展望がないので太郎坊山(赤神山)へと下って行くと、途中瓦屋寺への案内があったが信仰心のない私たちは立ち寄ることなく太郎坊山(赤神山)へと向かう、太郎坊宮と赤神山への分岐で赤神山へと少し登ると山頂は大岩になっており、ここも360度の展望が開けている。
太郎坊宮と男岩・雌岩の裂け目 振り返ると縦走してきた山々が綺麗な稜線を見せ、前方には太郎坊宮からそそり立ってる大岩や近江鉄道の電車が眺められ、太郎坊宮からそそり立ってる大岩の上に立って見たく、大岩の上に立って下を覗くと体が吸い込まれそうになる。
太郎坊宮山門 大岩の上でたっぷり展望を楽しんだあと分岐まで戻り、太郎坊宮へと下ると、よくもこんな所に宮を建たものだと感心すると云うより人間の素晴らしさを見せつけられる。
駐車場から太郎坊山と太郎坊宮を見る 御上神社(三上) 宮を一通りお参りしたあと400段近い階段を下って駐車場に着き、朝ご婦人に教え頂いた「高齢者施設」を訪れ汗を流し、帰路の途中御上神社に立ち寄り帰路に着く。
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