やまなみハイウェイーから見る 牧ノ戸登山口9:05−沓掛山9:20−扇ヶ鼻分岐9:50−星生山分岐10:00−久住分れ非難小屋10:13−中岳分岐10:23−久住山頂10:35−中岳分岐10:45−非難小屋10:56−星生山分岐11:17−扇ヶ鼻分岐11:24−沓掛山11:50−登山口12:05
1967年大分県立竹田商業卒業生の還暦のつどいが久住高原の「久住高原荘」で行われ、そのつどいに参加した翌日私は参加者と別れ一人久住山登山に出かけました。 当日は大陸から寒波が到来してるとの事でしたが、簡単に登れる牧ノ戸登山口に着いてみると山はガスに覆われ視界は数十メートルしか利かない、車から降りると北西の風は強く白いものが落ちてくる。
牧ノ戸登山口 階段上がったところの寒暖計はマイナス3度 夏山の装備しかしてない私の服装では寒く、とりあえず登山口の茶店に入ると店員さんの話では明け方まで雪がちらついてたとの事、夏山装備とは云っても1000mを超える高原でのつどいのためそれなりの服装は持っていたのでヤッケと手袋、お茶と非常食を買い求め出発することに決めた。
扇ヶ鼻分岐から霧氷も濃さを増してくる 登山道は霜柱で白くなってくる 登山口に行くと木々は白く霧氷が張り付き、その傍に設置されてる寒暖計を見るとマイナス3度を指している、登りはじめると汗が噴出してくるが吹き付ける風は冷たい、尾根に出ると霧氷はさらに大きくなり白さが際立ってくる。
霧氷のトンネル エビの尻尾 扇ヶ鼻分岐まで登ると登山道は先客の登山者で踏み倒された霜柱で真っ白になり、歩く足音もザッ、ザッと気持ちよいが木々を見ると2〜3cmのエビの尻尾が出来ている。
久住別れ 久住山山頂 行き交う登山者と挨拶を交わすたびガスで山頂から何も見えず、風と寒さで早々に引き返してきたと言う、久住別れの尾根に出ると風の強さは一段と強まり、ガスで何も見えないなか山頂へと歩を進めてると時折強風に煽られ身構えの姿勢をとりながら山頂に立つ。
沓掛山山頂 沓掛山山頂から牧ノ戸登山口を見る 山頂からの展望は皆無、山頂の写真を姿勢を低くして撮ってるとき強風に煽られ、後ろへひっくり返りそうになり、私も他の登山者同様長居は無用と早々に下山にかかり、中岳への分岐で時間もあるので中岳へ登って帰ろうと思い、中岳方面へ歩を進めたが馬の背尾根に差し掛かると強風によって危険を感じたので引き返し久住分れの非難小屋へ。 やまなみハイウェイーから久住連連山を望む 扇ヶ鼻分岐まで戻ると気温も上がってきたのか霜柱も少なくなり霧氷も薄らいる、牧ノ戸茶店で非常食として買ったパンを食し、残った時間をどうしたものかと思案するなか、由布岳登山口まで行って時間を勘案して登れるようだったら登ろうと車を走らせる。 由布岳登山口13:30−由布西山口分岐13:55−飯盛ヶ城山14:05−由布岳登山口14:32 由布岳登山口から由布岳を見る 6合目辺りからガスに覆われている 飯盛ヶ城山から久住方面を見る 由布岳登山口につくと時間には余裕があるので登りはじめ、由布岳の山頂を仰ぎ見ると山頂はガスに覆われ何も見えない、下山者に聞くと寒さと強風以外何も見えないとの事で、登っても久住山と同じでは何もならないと思い、急遽由布岳から小高い山の飯盛ヶ城山に登って帰ることにした。
小高い丘の飯盛ヶ城山 飯盛ヶ城山山頂
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