おこじょ山の会

 瑞牆山荘7:32−林道出合7:50−富士見平小屋8:14−鷹見岩分岐9:10−大日小屋9:30−大日岩10:15−砂払ノ頭11:45−岩場第1ピーク12:00(ここより引き返す)大日岩で1時間以上ガスの切れ間を待ち大日小屋15:30−富士見平小屋16:25−瑞牆山荘16:55

 夏山登山として何処か出かけないかと誘われ、それなら日本百名山で五丈岩として有名な金峰山と瑞牆山にと云う事で出かけました。

 五丈岩は国道20号線や52号線、高速中央道韮崎辺りを走ってると、ひときわ山の頂に突き出た大岩が遠くからでも目につく、調べてみると金峰山の五丈岩と記されている、金峰山は瑞牆山と並んで日本百名山に数えられており、一度は登って見たいと思った山の一つでもあるが、瑞牆山は以前「おこじょ山の会」で例会として取り組み登っているが、金峰山は初めてなので増富温泉側から登るべく瑞牆山荘へと車を走らせる。

 山荘を7時半に出発したが天気は曇り空で今にも雨が降りそうな気配、周りの山々は厚いガスに覆われ何も見えない、厚いガスに覆われた登山道は幻想的だが、このままガスが切れなければ山頂に立ってもただ山頂に立ったと云うだけでは悲しいなと思いつつ足場の悪い道をただひたすら登って行く。

  

          山荘前の登山案内                   案内標識が至る所に

 

  

大日小屋前にて

 大日小屋を過ぎると登山道はガレ場や大岩が現れ行く手を阻んで疲れが出始めると、同行者の一人が高山病の症状を訴えたので、風の当たらない砂払ノ頭で私たちは第1ピークの岩場まで行ってくるので待ってもらうことにして先を急いだが、今度は岩場を恐れる人が現れたがどうにか第1ピークまで登ったがガスに覆われたピークは展望が利かず何も見えない。

  

優しい登山道から険しい登山道へ

 

  

険しい登山道 足元から目が離せない

 砂払ノ頭で待ってる同行者のことを考え、登頂はまたの機会と考え砂払ノ頭まで戻ると、待っていた同行者も気圧に慣れたのか元気を取り戻し、大日岩に立ち寄り大岩の上でガスの切れ間を待ってると瞬時ではあるがガスの切れ間が現れ始めたため、ガスの切れ間から覗く金峰山の五丈岩や南アルプスの展望を楽しみ山荘へと戻る。

  

       稜線第1ピーク ここから引き返す            金峰への登山道 大石が行く手を阻む

  

     

大日岩と大日岩から眺める金峰山の稜線岩

     

     

 余談ですが前日山から下りてきた人は山荘を朝7時に出発して瑞牆山と金峰山の両方を登頂して来たと云う、その時の言葉として金峰山は生半可な山ではないと云ってたが、登り始めて私もなるほどと実感した次第ですが、やはり行く手を遮る大岩を登るのは楽しい。

大日岩から見た南アルプス