おこじょ山の会
左手の池が平荘湖 右手が権現湖
鴨池(男池)駐車場8:40−福匐峠登山口9:08−第一ピーク9:20−第二ピーク(岩山)10:00(休)−第3ピーク10:15−第4ピーク1024(休)−紅山10:40−岩倉分岐11:10−惣山11:25・12:32−西登山口12:52−鴨池13:12 稜線の角度は写真を立てた角度ぐらいで、写真では角度が出ないのが残念 播磨の山に行くたび山陽道から眺める小野アルプス、数年前「おこじょ山の会」が小野アルプスを例会で取り組んだことがあるが、私はその時所要で参加できず、参加された方の話では「面白く思い出に残る山」と話されてたので、一度どんな山なのか登って見たいと思い、梅雨空のなか行ってきました。 朝6時ごろまで降っていた雨も出発時間には止み、天気予報では夕方までは曇りと報じられてたが、高速に乗った時は所々では薄日が差してるなか、鴨池(男池)駐車場に車を置き、湿度の高い車道を福甸峠まで歩いただけで全身汗まみれになる。
福甸峠登山口 福甸峠から岩山への登山口を一歩入り込むと急な登りが待ち受け、明け方まで降ったと思われる雨で路面は滑りやすく、おまけに登山道を覆いつくすシダで腰から下は滴が垂れるほど濡れ、上半身は搾れるほどの汗、岩山の南西岩場に出ると爽やかな風が汗まみれの身体を癒やしてくれるが、登山道はまたも大きなシダに包まれ、三角点を探すがシダによって注意しなければ素通りしてしまうほど判りにくい状態になっていた。
登山道は何処だ?思えるほどシザが覆い尽くす
シザに覆われた三角点と女池への鞍部 山頂から次の目的山である紅岳へは急な下りで、滑りやすく周りの木々を掴まえて女池分岐まで下り、ここから下りた分だけまた登ることになるが、小野アルプスは標高200m以下の山々が連なる低山であるが、そのほとんどが直登となってるらしく、高山へ登るより険しいと聞いてたがそのことは岩山に登っただけで納得出来る。
紅山山頂 汗を拭きふき藪こぎよろしく尾根まで登ると、爽やかな風と展望が開け、目の前に紅山から惣山へ下る岩稜尾根が素晴らしい曲線を描いて見える、紅山の山頂から一歩岩稜尾根に取り掛かると、いままで味わったことのない不安と恐怖感が沸いてきた、上から見る岩稜尾根は視覚的には直角に下ってるように見えるが慎重に下り終え、下から上部を見上げると何でもない尾根しか見えないが斜度は30数度か?
惣山山頂 惣山山頂岩場から岩稜尾根を見る
女池からの登山口 女池から両富士を見る 岩山との登り下りとの斜度を比較しても斜度的には対して変わりはないが、やはり岩稜のせいか初めて恐怖感を感じたのは私一人ではないだろう?しばらく岩稜の下から岩稜尾根を堪能したあと小野アルプスで一番高い惣山(200m)へ、惣山へは関電の送電塔への巡視路を行くため南西へ大きくトラバースして鉄塔横を登りきると惣山の山頂に出たが、木々に阻まれ展望は皆無。 惣山山頂からの眺め 昼食休憩には向いてないと判断して尾根を先へと少し進むと岩場の素晴らしい場所を見つけ昼食休憩とする、昼食後このまま縦走を続けるべきか否かを相談した結果、木々に覆われた登山道を縦走するだけでは面白みも無いので、縦走は取りやめ下山して「白雲谷温泉ゆぴか」へ行くことに。
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