おこじょ山の会
駐車場9:00−三ノ滝9:28−牛コバ9:50−すべり岩10:43−白髭渕10:52−夫婦滝口(滝見不動明王)11:27−滝見台(夫婦滝)11:35−オトワ池12:15−白滝山12:30・13:22−白滝山登山口14:37−駐車場15:05 一昨年坊村の皆子山に行ったときヤマヒルに遣られた経験があり、今日の白滝山は皆子山の対面に位置してる山のため、多分ヤマヒルが生息してるだろうなと思いつつ出かけました。
三の滝休憩所 L字形の簡易橋 坊村の明王院裏に駐車して明王谷に沿って林道を遡り、林道終点にあたる牛コバから山道になるが、白滝谷への斜面を谷川に沿ってトラバースしながら登るため、部分的には登山道が細くなったり崩壊したりで、安全ロープや立ち木を掴まえての歩きのため足元から目が放せない。
谷川にかかる橋は腐食 滑りやすい斜面を遡る 白髭渕と記されたところに落差は小さいが素晴らしい滝が現れたので、川原に降りて写真に納めようと川原に降りたときから悲劇が始まった、川原の石は滑り易く、枯れ木を払いのけながら撮影ポイントを見つけ、同行者に場所を譲って川原で衣服を確認してると「居た〜」、ハイソックスを穿いた左足の脛にしっかり噛み付いてるではないか!
名の無い滝が続く 同行者にヤマヒルの存在を知らせ、お互いに衣服を点検したが被害は私だけで、その場所を早々に引き上げ夫婦滝へと向かう、夫婦滝口まで登ると谷の合流点に滝見不動明王を祀った社があり、滝への案内が記されている。
細い斜面道をトラバース 案内に従って滝見台まで下ると落差の大きい二筋の滝が現れたのでカメラを構えると目の前にオオルリが木の枝に留まってるではないか!さえずりはよく聴くが姿を見るのは初めてで、私にとっては滝どころではない、無我夢中でシャッターを切るが逃げる気配はない、若鳥なのかもしれない、近くでは親鳥の警戒音なのかオオルリのさえずりが聞こえている。
白髭渕の白髭滝 ここで第一回の悲劇 不動明王の社 夫婦滝は滝にかかる木々が邪魔して写真にはなりえないので引き上げ、滝口まで戻り水量の無い谷筋を登ってるとオトワ池と記された池に出たが、池の周りにはいろんなムシが飛び交い身体にまとわりつくので池を覗き見ることさえ出来ず草々に退散。
滝見不動明王尊 オオルリ
夫婦滝 オオルリ 白滝山山頂は木々に囲まれ展望は利かず、風も無いので風当たりを探して昼食休憩を摂り、さあー出発と第一歩を踏み出したとたん同行者が私に対して「おいちゃん右足の脹脛から血が出てるよ」と言うので見るとヤマヒルは血をすうだけ吸って落ちたのか居ない、またも互いに点検したが被害は私だけで、悲劇はこの後も続く。
夫婦滝 オトワ池
白滝山山頂 白滝山登山口 下りは白滝山登山口へと急斜面を九十九折れに下るがすごい斜度だ、滑りこけたら何処まで落ちるのかと慎重に谷川まで下りて後続を待ってる間に再度衣服を点検してると「居た〜」またも左足の最初に遣られた所にヤマヒルが食らい付いてるではないか、ヤマヒルを取り除き登山口までまで下りて、再度全員がお互いを点検したが、被害にあったのは私だけで、それも三回とは!よほど白滝山とは相性が合わなかったのか、「おめでとうさん」としか云いようの無い白滝山でした。
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