おこじょ山の会 584.4m 旭ヶ丘住宅入口9:50−第一丸山分岐10:35−堂床山・丸山・仁頂寺分岐11:04−堂床山山頂11:12・12:00−丸山12:20−住宅への車道13:45−旭ヶ丘住宅入口14:00 初心者でも登れる山として北摂の大野山(おおやさん)を企画いたしましたが、当日初心者が体調を崩し、参加できないとのことで大野山の真向かいに先鋒した愛宕山が猪名川霊園の西側にあるので、大野山を変更して、同行者がその愛宕山に登って見ようとの言葉で、愛宕山の麓に車を止め、地元の農家の人々に登山口を尋ねるが、地元の人は登山口のみならず、その山が愛宕山と云う名前さえ知らなかった。 地元の人々は山の名前を固有名詞ではなく、誰々さんちの山としか判らず、とりあえず私達だけで山への取り付き点を探したが見つけることが出来ず諦めて、猪名川を挟んで向いにも同名の愛宕山が有るので、そちらに登って見ようと車を移動して、またも愛宕山の登山口を尋ねるが、「愛宕山は知らない」が、「あなた達が指さす山は町長さんの山」だよと教えてくれ、「山に登るには町長さんの許可が要るので許可を取ったら」と言われ、町長さんの家に行って見ると、町長は留守で奥さんが居たので、許可と登山口を尋ねたが、奥さんはその山に登ったことが無いので判らないと云う、「北側の山裾からなら登れるのでは?」と云うので山裾の方へ移動してるとき、稲刈りをしてたご婦人に登山口を尋ねると、「町長さんの山に登ったことが無いので判らないが、堂床山ならと指さし、「あの山なら登ったことが有るから登山道は有るよ」と教えていただき、二転三転したがその堂床山に登ることにした。 北摂の地図を開き、位置を確認して教えていただいた道を谷川沿いに遡って行くと、切り開かれた山道は雑草が生い茂りブッシュ化となり、雑草をかき分けて進むと谷川沿いは灌木林となって登山道も鮮明になり、登山道の分岐に差し掛かると指標が現れ、その指標に従って登って行く。
雑草が生い茂る山道 ヘビが怖い 標識が現れ 登山道もはっきりしてくる いくつかの分岐で指標通りに登って行くと十字路になった尾根に出た、十字路に掛けられた指標には左堂床山、右丸山、登って来た道仁頂寺、真っすぐの道には何も記されて無かったが、とりあえず左の堂床山へと登り始めると、登山道は一変して斜度30度を超えるかと思えるほどの急坂となり、立木を掴まえて登って行くと安全ロープが残置された個所もあり、尚も立木に掴まりながら登ると広い広場に出た。
分岐に出るたび地形を確認 最後の急な登り 広場には堂床山の山頂を示す木札が掛けられ、その中央に二等三角点の標石が埋め込まれていたが、山頂は一か所を除き立木に阻まれ展望は皆無、周りの木々を見ると多くの人が訪れた形跡を示す木札が掛けられている。
山頂と二等三角点 中速休憩のあと十字路の分岐まで登って来た道を引き返し、ついでに丸山まで行って見ようと丸山に登ったのが大きな間違いを犯してしまった。 丸山の山頂は木札が無ければ何処が山頂か判らないほどで展望は植樹林に囲まれ皆無、この時丸山まで歩いて来た道のりを考えて、引き返さず西へ延びてる尾根を下れば登って来た谷筋に出るのではと相談して尾根を下り始める。
わずかな隙間から六甲方面を見る 下り始めてあっちこちに白や青のマーキングが現れたので間違いなく下れると思ったのが大きな間違いで、途中からマーキングが無くなり、地形と地図を確認しながら下ってるつもりがいつの間にか旭ヶ丘とは正反対の方向に進んでおり、谷に下りついたときは登って来た谷とは別の谷に下りついたため、あらためて地図と磁石で確認すると、登って来た谷は東にある尾根を二つ超えなければならず諦めて谷を下ることにする。
丸山 急な下りを木々に掴まって 地図で谷筋の方向性を確認すると、谷の切れ目に 旭ヶ丘住宅に通ずる林道に交わってるので、谷を下ってると登山道?が現れとりあえず一安心、登山道?と林道が交わってる所に出ると、地図に載ってる林道は最近改修されたのか立派な車道に生まれ変わっており、車道の登りきった所に旭ヶ丘住宅の家々が見える。 迷い道から車道に出たところ 旭ヶ丘住宅の一番上から旭ヶ丘住宅入口まで住宅街の中を下ってる間、この住宅街に暮らす住民は日々の生活は如何してるのだろうかと・・・かなり大きな住宅街の中に医院や商店が有るわけでは無く、住宅は急坂に面しており、一番上と下では一キロ以上もあり、若いうちなら良いが私達のように年を取ったらとても住めない、その為か至る所に中古住宅の売り出しが出てる。 旭ヶ丘住宅入口に止めてあった車まで戻り、何処で間違えたのかと改めて地形を確かめるが尾根筋は見えず、十字路から丸山までの平坦な尾根筋に騙されたとしか考えが及び着かない、家に帰ってから再度地図を確認すると平坦な尾根筋に西へ延びる三つの尾根が伸びてるのが確認でき、その一番奥の尾根を下ったためと判った。 能勢汐の湯温泉 |