おこじょ山の会

           日本三大渓谷の一つ

広島県 三 段 峡

 第一日目

 今年の原水禁大会は長崎で行われましたが、広島でも第六十四回原水禁大会が行われ、世界で初めて原子爆弾が落とされた広島県廿日市安芸宮島で「連帯する会」第25回全国交流集会が開催されました。

 私はその全国集会に参加するため、前日に広島県の日本三大渓谷と言われる三段峡の紅葉を見学するために出かけました。

 同行者の仕事に配慮して遅めの出発となりましたが、三段峡温泉に着くと同時に宿で三段峡案内パンフを戴き三の滝・二の滝の見学に出かけました。

  

渓谷に広がる紅葉と滝 

 三段峡は今が盛り紅葉まっ盛りで、素晴らしい渓谷にもみじの紅葉が花を咲かせており、一度は訪れて見たいと思っていた三段峡に感激の声・声・声、関西の山々では見られない素晴らしい紅葉を写真に収めて着たが、写真に現像しても目の視覚どうりに現像出来ないのが残念。

  

     渓谷に架かる遊歩道                  いまが盛りの紅葉

 柴木川に沿って整備された遊歩道を遡ること一時間で三段滝に着いたが遊歩道はここまでで、三段滝の滝見台が岩壁の下に設置されてたが、道は尚も続いてたので滝の上まで行けるのかと思って、今までと違った登山道らしい道を登って行くが滝の上には出ず、尚も上流へと続いてる、何処まで続くのだろうと思ってるとき案内標識が現れ聖湖まで80分と、歩くことや山に登る自信が歩二人にも宿へ帰る時間を考えると残念するしかなく、もと来た道を引き返す途中二段の滝へと向かう。

  

    三ノ段の滝                        二ノ段滝 

  

猿飛峡

 二段の滝と記された所に着いても滝は見えず、その代り船とその持ち主らしい人が居たので尋ねると、二の滝は船に乗って行かないと見れないと云うので400円払って乗船、船は船外機やオールも無く、渓谷にはりめぐされたロープを辿って淵を上流へと伝って行く、渓谷の素晴らしさもさることながら落差こそ無いが二の滝の素晴らしさ、明日に回した宿から黒淵までの渓谷を楽しみに宿へ引き返す。

 

二ノ段滝へ猿飛峡を手漕ぎ船で見に行く

         

      深入山のススキとモミジ                         宿から見る柴木川


第二日目

 今日は安芸宮島で私鉄「連帯する会」の全国集会が13:30分より開催されるため、その集会に参加するまでの時間を昨日に続き、三段峡温泉から黒渕まで散策するべく朝食を早めに済ませ、遊歩道として整備された柴木川を遡ることにして出かけました。

  

対岸から見る宿と橋

 渓谷をなす奇岩や大岩に朝日が射して一段と紅葉の色が増して感動を覚えるが、午後の集会参加を考えるとゆっくり楽しんでる暇が無い、素晴らしいと思える紅葉をカメラに納めるが、腕が下手なのかやはり肉眼通りには写すことが出来ない。

  

    宿からの渓谷入り口                    姉妹滝

 一時間ほどで遊歩道の終点黒淵に到着、ここでも昨日と同じように船があり、その船で黒淵の遊覧を兼ねて対岸へと渡られるが船代は500円、とりあえず500円払って遊覧を楽しんだが、昨日の二の滝への遊覧より若干風光明媚には欠ける。

 

柴木川を遡登る途中の奇岩

  

柴木川の黒淵 

  

柴木川の黒淵

 時間も押し迫ってきたので大急ぎで宿まで帰り、温泉に浸かって衣服を着替えたかったのですが、温泉に浸かる時間も無く一室を借りて着替えを済ませ一路宮島へ。

  

     柴木川 黒淵                      夫婦渕にかかるモミジ

 途中道を間違え集会会場に着いたときは13:20分と時間ぎりぎりで、会場に入ったときは開会が始まってたが、その集会の内容については「連帯する会」のホームページをご覧下さい。

                                                 真名井 一正