おこじょ山の会
城壁が残る宍粟50名山 長 水 山 生谷温泉 伊沢の里駐車場9:08−巖石神社9:15−登山口9:50−十二丁石10:10−うぐいすの滝10:20−七丁石10:35−下町合流点10:55−長水山山頂(信徳寺)11:05・12:30−展望台13:10−四等三角点13:30−三角点14:15−法師ヶ谷池14:35−生谷温泉 伊沢の里駐車場14:52 山頂二ノ丸跡から見た南方の山々 昨日夕刻から降り出した雨も今朝には上がり、生谷温泉 伊沢の里駐車場に着いたときは快晴となり、紅葉も盛りを過ぎた伊沢の里駐車場に下山後温泉に入浴すべく車を止め置く。
伊沢の里駐車場に設置されてるハイキングコース 大岩が御神体の巖石神社 長水山にはいくつかの登山口が有るが、今日は伊水小学校裏手からのコースを登って行くことにする、登り始めて間もなく整備された丸木の階段道は近年の雨とイノシシによってか荒れており、小石の剥き出しと丸木が昨夜の雨で滑りやすく足元から目が離せない。
登山口で山名についての謂れを聞く同行者 荒れた登山道 この登山道は山頂にある信徳寺への参道になってるのか、登山口から寺まで十八丁らしく十二丁石まで登ると全国的な気温上昇に寄ってか11月下旬にもかかわらず真夏並みに汗が噴き出して来る、うぐいすの滝と記された滝に出たが、うぐいすと云う名らしい落差2mぐらいの小鳥の水浴びにも値しないチョロチョロな滝が現れた所で小休憩。 谷筋から尾根筋へ登山道が変わる辺りから登山道は九十九折れへと変わる急登な登りへと変わり、尾根に出た七丁石の所では狭いながらも展望が開ける、尾根道を緩やかに登ってくと健脚コースの下町から登って来る東尾根と合流し、山頂へはあと5分の距離、下山はここまで同コースを下って伊沢へと東尾根コースを下る。
今なお残る城壁 信徳寺への参道 信徳寺が長水山の山頂 山頂近くに人家が見えたと思ったら、それは信徳寺の庵で犬と奥さんが出迎えてくれる、庵から赤松城の出城として赤松則村の嫡男範資の子広瀬師頼が居城とした城跡の石垣が残っているが、現在は信徳寺の本堂が建っている。
長水山 山頂広場 山頂に祀られてる不動明王 山頂を示す地理院の計測点、三角点は寺の裏不動明王尊の後ろにあったが、その三角点を探すのに苦労した、まさか不動尊の後ろにあるとは思ってみなかったので、廃藩置県のあと明治政府によって三角点が設置されたあと信徳寺や不動尊が建設されたからなんだろうか? 山頂から見る北方の山々 三角点の位置からは北の方向が雨上がりのためか透き通るように見渡せ、適当に山のあれこれを講釈したあと二の丸跡と言われる所まで行き昼食休憩としたが、二の丸跡からの眺めも素晴らしく南の山々が180度見渡せ、同じように山の講釈をたれて昼食休憩とする。
不動明王の後ろに三角点が 下りの尾根道 下りは東尾根を生谷温泉へと長い尾根道を下るため、若干のアップダウンはあるものの整備された登山道は落葉樹の落ち葉がカサカサと心地良い、三つ目のピークまで下ると立派な展望休憩舎が建てられていたが樹木に囲まれ展望は一部分からしか望めない。
落ち葉が心地良い登山道 林間広場への分岐点 展望休憩舎からやや急に下るとまたも平凡な尾根歩きとなり五つめのピークに植樹林に囲まれた二つ目の三角点があったが、展望も無いので写真に納め先を急ぐ。
四等三角点と等級の無い三角点 林間広場への分岐点を過ぎると雑木も少なくなり尾根からの展望も開け、広いピークに三角点と記された標石が在ったが等級は記載されてなく、変わりに005・978の文字が記載されていた、以前地理院の書物にそのような標石があると記載されていたが思い出せない。 広場の横に大岩があり、大岩からの眺めはバツグンで、しばし山崎の市街地や揖保川の風景に見とれる、広場から50m下った所に展望舎があったが木々に囲まれ展望には向いてないように思われる。
展望広場から山崎の市街地を見る 法師ヶ谷池に映る紅葉 法師ヶ谷池まで下ると登山道は終わるが、農業用水として溜められてる法師ヶ谷池に映る紅葉は素晴らしく、またも池に映る紅葉を楽しんだ後、車道を生谷温泉 伊沢の里駐車場に向かい、汗を流すために「生谷温泉」に浸かって帰路に着く。
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