金山全景  左尾根を下る

 追入神社登山口9:00−大乗寺への分岐尾根9:22−大乗寺跡9:30(現在は麓に移転)−金山城跡山頂9:37−鬼の架け橋9:47−麓の大乗寺10:20−追入神社登山口10:40

 何時だったか山の本に金山と云う山の山頂に大岩が織り成す鬼の架け橋と言う珍しい山が篠山にあると記されていた。

 1月13日に石戸山(549m)に登った帰り、国道176号線新鐘坂トンネルに差し掛かる手前に、その鬼の架け橋と思える岩屋根が見え、車中で来週登ってみようと話がまとまり、登山口を確認して帰路に着きましたが、金山を書物やネットで調べ今日登りに来ました。

 先週確認した国道の金山登山口と記されたところから追手神社に行き、その隣にある追入神社金山登山口に着いたが、駐車する場所が無いので、駐車できる辺りを探してると旧国道に広い場所を見つけ駐車。

  

追入神社 金山登山口と金山城の歴史が記された案内板

 登山口に金山について歴史記載が記された標識が立てかけられていたので一読して登りはじめるも、やや急な登りを九十九折れに登って行くが、今朝の天気予報では全国的に4月上旬の気温になるだろうと報道されてたとおり、真冬だというのに汗が噴出してくる。

  

       大乗寺跡                        金山山頂 本丸跡

 大乗寺へ通じる尾根に出ると、登山道は緩やかになり間もなく大乗寺跡と記された広場に出た(現在は麓に移転してる)大乗寺跡から急になった登りを一気に登ると、緩やかになったところで鬼の架け橋と記された分岐に出たが、山頂からも行けるので、架け橋は後回しにして、山頂に向かうと360度の展望が開けた金山山頂に出た。

  

金山山頂と山頂に記された戦国時代の金山城物語

 山頂から一週間前登った石戸山が直ぐ近くに望むことが出来、しばらく展望を楽しんだあと、山頂から少し下ると鬼の架け橋と言われる大岩と大岩の間に大岩が乗っかり、なんでこんな不思議な現象が出来たのだろうと考えさせられる。

  

架け橋の橋下から遠くの山を覗くも、何かに掴まらなければ足が竦む

 岩と岩の間から下を覗くと絶壁になっており、何時の雪か少し残ってる、岩橋の上に立てるのかと岩を攀じ登り、岩橋の上に立ってみると、恐怖感と共に絵にも知れぬ気分が湧いてくる。

       

       架け橋の上に立つ私               怖々とブイサインだしてみるものの・・・

 鬼の架け橋を充分楽しんだあと、往路を引き返し大乗寺分岐から大乗寺へ下ることにして大乗寺へ向かうと、登山道は最近整備されたのか真新しい土がむき出しになっており、キャタピラの跡も残っている。

  

       大乗寺の境内                        勇壮な大乗寺山門

 大乗寺は立派な寺で、寺から追入神社まで田園風景を楽しみながら駐車場に着くと、次の目的地に行く前、日本一の千年モミが在ると言われる追手神社に立ち寄ると、モミの木だけではなく、樹齢300年と言われる夫婦イチョウやムクの木などがあり、どれも目を見張る。

昔懐かしいカヤブキ屋根越しに金山を望む

 追手神社は樹木だけではなく、神社の回りは自生のセツブン草・雪割りイチゲやニリンソウなどが可憐な花を楽しむことが出来るので、開花時にお越し下さいと記されてる。

 花の開花時にと思いつつ、次の目的山である羽賀尾岳へと向かう、「羽賀尾岳」の登山記は「雑草」でご覧下さい。