愛宕山全容のシルエット(別名ささやまのとんがり山)

 龍蔵寺駐車場14:20−中腹の愛宕堂14:47−愛宕山(如意が峰648m)北峰山頂15:11−愛宕山南峯(650m)15:25−駐車場16:17

 愛宕山と言う山は全国でいくつあるのだろう?来月は京都高雄の愛宕山に登る予定で、午前中少し北に位置する金山に登った帰り、少し時間があったので篠山市の愛宕山に登るつもりで立ち寄りました。

 駐車場に着いた時間から考えると少し時間が遅いかなと思ったが、往復2時間もあれば登ってこれる山なので、駐車所に設置されてる登山案内図を見ると、4ヶ所(南コース・忍の滝コース・中央コース・武庫川源流コース)の登山道がある。

  

        愛宕山コース案内図                     龍蔵寺山門

 始めは法道仙人が霊示を得たと言う忍の滝コースをと登山口に行ってみると、荒れた登山道らしく、時間が掛かりそうなのと出発時間からの配慮で中央コースを登ることにして登山口へ。

  

        中央コース登山口               階段に沿って大杉・大檜・大モミの木が続く

 中央コースは愛宕堂へ通じるコースで、登山道から上を見ると長い石の階段が続いてる、階段は九十九折れに登ってるとは言え、かなり急で階段の高さも一定せず、足に疲れを感じ始めたところに愛宕堂が現れる。

  

     長い階段を登る                       愛宕堂

 愛宕堂は年に何回かの行事が執り行われるのか、お堂の庭に集会場が設けられている、お堂から愛宕山へ登るために尾根に出ると階段は無くなったが、相変わらず急な登りは続く、今まで以上の急坂を木々に掴まりながら登りきると如意が峰と記された木札が現れ、360度の展望が開け、東海自然歩道・愛宕山山頂と記された標柱が埋め込まれていた。

  

       南コースとの合流地点                    愛宕山南峰山頂

 午前中登ってきた金山・羽賀尾岳を眺め、展望を楽しんだあと愛宕山の最高峰と言っても2mほど高い南峰へと向かう、緩やかな尾根歩きは植樹林のため展望は利かないが5分ほどで南峯に着き、南峰は植樹林のため展望は皆無。

 下りは南峰から武庫川源流を通って下ることにして、西への尾根道を下ってると、鎖が残置された岩場が現れ、岩に落ち葉が積もってるため、足を滑らさないよう今日始めての緊張感が走る。

  

    愛宕山北の峰                         愛宕山南の峰 愛宕山山頂

 武庫川の源流と思える鞍部に出ると、いたる所に猪のぬたばがあり、谷筋へ下り始めると、岩場から清水がにじみ出ている、ここが源流かと思いつつ少し下ると川筋がはっきりし始める。

  

     鎖が残置され、落ち葉で滑る岩場を下る     岩盤から清水が湧き出て武庫川源流と思える

 登山道は川筋の左岸に作られ、龍蔵寺手前で橋を渡ると中央コースの登山口に、車に戻り、先週入浴した「ささやま荘」で今回も汗を流して帰路に着いた。