500m程はなれた場所から富士を見る 神社9:50−無名のピーク10:25−下タ山山頂10:35−神社11:20 播磨の三濃山(509m)に行こうと云うことで出かけたが、三濃山だけでは勿体ないので、三濃山に行く途中にある後明富士にも登ることにした。 いつもなら山陽道を利用するのだが、今回は国道2号線バイパスを利用して、相生で県道44号線を北上すると間もなく左手に丸い山が見えてきた、同行の一人が「あれが後明富士だよ」と云う。 同行者は数十年前に後明富士が山火事のあった数日後に挑戦したが、焼け煤と急峻な登りに往生して残念したとのことで、再挑戦したいが登山道は無いよとも云う、今回の同行者三人はヤブコギには慣れてるので、再挑戦に同行することにした。 登山道が無いとのことで、山の全景が見渡せる場所に車を移動し、取り付き点を探してると谷筋に水槽タンクを見つけたので、谷筋を登れば行けるのではないかと結論付け、とりあえず駐車する場所を探してると、無人の神社が有ったのでその境内に駐車する。 同行者は以前来た時は林道が有ったので、その林道を探すため神社の裏を窺ってると、獣道らしい道を見つけたので、その道を一歩入るといきなり藪こぎが始まり、獣道を辿って行くと林道らしい所に出た。 一番手強かったヤブコギ 林道らしい林道は林道と云えるものではなく、イバラや低木に覆われていたが、手足を引っ掻きながら見当付けた谷筋へと向かう、林道を抜けた車道脇に猟銃を構えたおじさんが居たので「今日猟師さんが山に入ってますか」と尋ねると、「入ってるが大丈夫」と言われたが、不安ながら予定してた谷筋へと歩を進める。 谷筋の取り付き点に着き、辺りを窺ってると、またも獣道(イノシシの道らしい?)を見つけたので、一歩獣道に足を踏み入れると、先ほどの獣道(鹿道?)と違ってシダやイバラが獣道を塞ぎ、全く前が見えず、おまけに急峻とあって難儀する。 獣道はイノシシの道だったらしく、道はイノシシのねぐらへと続いてたのか、突然イノシシに引きが飛ぶ出し、二手に分かれて逃げ去ったが、肝をもぎ取られるとはこの事かと何が起きたのか判らないまま立ち止る、驚きのあとも難儀しながら尾根に出ると登山道が現れる。
無名ピークの三等三角点 後明富士山頂から見た無名の山 尾根道は無名のピークから来てるらしく、とりあえず無名のピークへと向かうと、山のピークには三等三角点の標石が埋め込まれていた。 山頂から見た相生・赤穂方面 山頂は植樹林に覆われ展望が利かないので引き返して、下タ山(しもたやま)と言われる後明富士山頂に立つと360度の展望が開け、遠く瀬戸内の家島や相生の山並み・赤穂の山並みが見渡せ、展望を楽しんだあと下山に取り掛かるも、先ほどの尾根道以外登山道は無く、またも神社の方向へ向かってる獣道を見つけたので獣道を下ることにする。 下りのルートを探す
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