山頂から見た相生・赤穂方面 三濃山登山口11:50−感状山分岐12:10−三濃求福教寺12:18−三濃山山頂12:25・13:18−登山口13:50 三濃山に登る前に後明富士(下タ山{しもややま}」登頂に対して最悪のヤブコギを体験して、三濃山登山口にやってまいりました。 三濃山は童話分福茶釜で有名な求福教寺が有った山と、弘法大師が伽藍を建立した寺が有る山だから、しっかりした登山道が有るだろうと、登山口に着いて見ると予想より少しうらびれた登山口だった。
三濃山トンネル登山口 植樹林帯を登る 登山口から一歩足を踏み出すと、登山道はそれなりに整備されており、急な斜面を谷筋に九十九折れに登って行く、それでも5分も登ると谷筋の登山道は緩やかになり、間もなくその昔棚田が有ったと思える石垣によって作られた棚田跡が谷川沿いに現れてきたが今は杉が植えられ、杉が植わって無い棚田は荒れ放題となり登山道もはっきりしない。 感状山城分岐からは100年以上が経過したと思われる大杉の植樹林帯に代わり、登山道も整備され、間もなく羅漢の里へ通ずる分岐が現れ、広く綺麗に整備されたこの道が三濃求福教寺への正規な道かなと思いつつ歩を進めると、三濃山から下って来る三人の女性に挨拶のなかで「どちらから?」と声掛けると「岡山県備前市から」と返事が返ってきた。
求福教寺と説明文 三濃求福教寺に着くと、山岳信仰の盛んな時には「三濃千軒」と云われるほどの人家が有り、三濃求福教寺参りが盛んであったと記されてる。 三濃求福教寺から丸禿げになった道を登ると三等三角点の山頂に着き、山頂からの展望は180度の展望が開け、相生や赤穂湾をはじめ赤穂の山々と家島・小豆島までが望むことが出来たが、この展望も数年後には望めなくなるかもしれない、それは禿げ山に苗木が植えられてるからです。
貯水タンク下の三等三角点 求福教寺境内にはかわいらしい仏がずらり並んでる また、三角点の横には苗木に与える水を溜めるパイプ櫓が組まれ、その下にポリタンクと募金箱が設置され、展望が良く日当たりのよい場所を探して昼食休憩とする。 下山は往路を下り、次の目的地である感状山城へと向かう、感状山城への紀行文は「雑草HP」をご覧ください。
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