霧に覆われた2010年スキーツアー 蔵 王 地蔵山ゲレンデ 昨年に続き今年も蔵王スキーに行ってきました。 大阪空港 昨年は4名だったが今年は11名と楽しいツアーとなったが、現地に着いて見ると気温が高いのか、山全体に霧がかかりゲレンデも霞んで見えない状態、宿で雪の状態を聞くと、今年は雪も少なく蔵王名物のモンスターは見れ無いと言う。 午前中に宿に着いたので午後からのスキーを楽しむために、とりあえず荷物は宿に預け、レンタルスキーを借りるためにレンタル家に、滑降準備を終えてゲレンデに出て見ると確かに雪質は柔らかく、これは大変だと思いつつ足慣らしに一つ目のリフトで滑降を試みると雪は重たくすべりが悪い。
ロープウェイでいざ山頂へ ロープ下りると樹氷が・・・ 山頂部まで行けば少しは良いかなと思い、リフト・ゴンドラと乗り継いでゴンドラ山頂駅に着き、地蔵尊を見に行くと、昨年は顔だけしか見えなかったお地蔵尊が、今年はお腹から上が見える、昨年より約50cmは雪が少ない、モンスターも皆無で昨年と比較すると蔵王とは思えない状況だ。
同じ木に出来てるモンスターの比較
昨年と今年の比較 右が今年 ただ良かったのは霧が山の中腹までで、山頂部はそれなりに視界が利くのが一つの慰めとなり、いざ滑降に移ると少し温度が低いのか雪質は上々、しかしリフト最上部まで下ると段々雪質が悪くなる。
上ノ台ゲレンデと樹氷 それでも下より雪質はマシだと思い、中間の権現堂のある辺りで滑降を楽しんでると、霧が濃くなってきたので宿へと滑降し一日を終える、温泉で汗を流し、久しぶりに顔を合わせた仲間と夜遅くまで談笑し床に就く。
菖蒲沼コース ゲートを通過してリフトへ 二日目は夜分降った雪で気持ち良い滑降となったが、時間がたつにつれ気温も上昇し、べちゃ雪となってきたので昨日と同じように中間点より上へと逃げる、その中間点も午後からまたも霧が立ちこめ、視界も10mと滑降には危険を伴って来ると同時に、一緒に滑ってる仲間を見失いかねないので早めに切り上げ、なかまとはぐれないように宿へと帰る。 宿の夕食は17時からと早いので、夕食後の時間に間が持てなく、またもミーティングと言う名のもと酒席で時間をつぶし床に着く。 三日目は昨夜冷え込んだのかゲレンデは凍結しており、アイスバー化して滑降するたびソリはバリバリ・ガリガリと恐怖心を起こす音を立て、エイチも効かないほどに良く滑るが、それも時間がたつにつれ雪質は悪くなり、またも中間点より上へと逃げる。
山頂へ向かうリフトと山頂から帰るゲレンデ 温度が上がり上着を着て滑るには暑いくらいで、一つのゲレンデを一気に滑り降りると汗が噴出す、午後からは上着のボタンをはずし滑降を楽しんでると、急に霧が湧き上がり、視界5mと滑降できる状態では無い。
権現堂 昼食のゲレンデホテル 雪質は悪いが下部なら霧は無いのではと思い下りにかかるが、あまりにも霧の濃さでゲレンデの分岐点が判らず、少し下っては地形を確かめ、仲間は声を出しながらはぐれないように最下部のリフト上部まで下ると霧が和らぐ。 左の女性が立ってる場所に地蔵尊があり、右端にゴンドラ山頂駅がある 今日帰る四日目は朝から天気もよく久しぶりに青空が見える、地蔵山の地蔵尊まで行けば展望が楽しめるのではないかと、リフト・ゴンドラと乗り継いで地蔵尊まで上がると360度の展望が開け、全員が歓声の声をあげる。 昨年はそれなりのモンスターがあった場所 昨年も見られなかった鳥海山をはじめ月山と新潟・秋田の山々が一望できる、展望をパノラマに収めたあと、昨日と違ったゲレンデで正午まで滑ったあと宿に戻り、温泉で汗を流し帰阪の準備をして帰路に着く。 昨年・今年と天気に恵まれ無かった蔵王ゲレンデをそれなりに楽しんだが、いまいちどちらの宿も太鼓判を押せる宿でなかったのが残念。
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