おこじょ山の会
大亀岩上から360度の展望 湖畔の森公園9:20−黒木山9:57−大亀岩1:45−亀石山頂11:00−林泉荘11:30−渓流の広場11:42−展望デッキ12:10−ピーク12:18・13:30−山の交差点13:35−湖畔の森公園14:02 兵庫県は森公園建設のため県民から県民税とは別に強制的に森林育成基金として県民一人200円を取り立て、平成二十二年度予算として約4億2764万円計上しています。 平成21年度までに七つの森公園(1、三木山森林公園 2、やしろの森公園 3、宝塚・西谷の森公園 4、丹波・篠山渓谷の森公園 5、こだまの森公園 6、なか・やちよの森公園 7、ささやまの森公園)を開設して県民に開放していますが、今回その一つミツバツツジ群生地として野外センターを備えたなか・やちよの森公園に行ってきました。 なか・やちよの森公園は糀屋ダム湖翠明湖に面した、黒木山(393m)を中心に低山が南北に連なる尾根をハイキング道として整備し、山の頂には展望所や東屋を設置している。 黒木山の麓が湖畔の森管理事務所 糀屋ダム近くの湖畔の森公園駐車場に着いて、周りの山々を眺めると雨上がりの山々は芽吹きの木々に混じって山桜の白さがあでやかに、施設の係員に駐車のお願いと森の公園パンフを戴き、どう行動するかパンフと山を眺め、まずは黒木山へ。
黒木山への登山口 低山とは言え厳しい登り 黒木山から伸びてる尾根筋に取り付くと、きれいに整備された登山道は急斜面を九十九折れに登り5分ほどで尾根に出たが、噴出す汗を尾根に広がる赤紫のミツバツツジが癒してくれる。
尾根に設置されてる案内板と尾根の遊歩道 黒木山はとんがり山に等しく、尾根に出ても急を極めてるため、ゆっくりツツジを鑑賞しながら黒木山の山頂に立つと360度の展望と東屋があり、山頂には三等三角点の標石が埋め込まれている。
黒木山山頂と三等三角点 山頂から笠形山や千ヶ峯が見えるとパンフに記されていたが、前日の雨でガスがかかっており遠くまで見渡すことが出来ない、近くの展望を楽しみながら涼風に吹かれていると、足元にワラビを見つけ、昼の山菜うどんにとワラビの採集にかかる。 黒木山山頂から北東方面を見る パンフには黒木山から尾根伝いの南に大亀岩と名付けられた大岩が有ると記されているので、大亀岩の山へと尾根伝いに行く道の両側にワラビが沢山目を出してるので、採集しながら進むので遅々として進まない。
黒木山山頂と東屋 一際あでやかな三つ葉ツツジが・・・ 大亀岩に着いてこの山は何と言う山なのか改めてパンフを見たが、何故か黒木山以外には全て山の名前が無い、そこで私はこの大亀岩の山名を亀石山と名付けたい、大亀岩の上に登って見ると、黒木山とは違った大パノラマが開け、北へ延びる尾根筋と今までガスに覆われてた笠形山が顔を見せていたが千ヶ峰ははっきりしない、目を南西に移すと千種槍が山と山の間から鋭い槍の穂先を見せている。
大亀岩 亀石山が森公園の南端に当たるので、引き返すか渓流谷の遊歩道に下るか思案した結果、同じ尾根筋を何度も行ききするのは面白くないと云うことで渓流谷へ下ることにした。 渓流谷への登山道は少し引き返えすことになるので、それもシャクなので大亀岩から谷筋を一気に下ることにして藪コギよろしく谷に突っ込む、急斜面は滑りやすく木々に掴まりながら中ほどまで下ると、斜面は一転して石のガレ場と化し、斜面も緩やかになるがガレ場の石から目が離せなくなり、右へ左へと足場を求めて歩く羽目に。
林泉荘 人の気配がしない・・・ 渓流歩道
不動明王岩と滝 ツツジとモミジの林道を行く 遊歩道に出ると林泉荘が目の前の現れ、林泉荘から渓流沿いに散歩道が始まり、谷川に降りて遊歩道を遡ると不動明王岩が現れ遊歩道は終わり、林道に戻って淡々とした林道を展望デッキへ進む途中森の公園が有ったが、休みなのか閉まってたので通過して展望デッキへ。 糀屋山から糀屋ダム湖を見下ろす 展望デッキに着くと休憩東屋とトイレが完備されていたが、パンフには展望デッキとしか記載されておらず、パンフ地図によると湖畔広場から渓流広場を結ぶ林道の峠になってるので、私はこの峠を糀屋峠と名付けた。 峠から尾根道に入ると回りはツツジの群生地で、二つ目のピークに着くとまたも360度の展望が開け、ツツジに囲まれ、展望を満喫しながら昼食休憩とするが、最高のピークに山名が無いのはかわいそうと思い、私はこのピークを翠山と名付けたい、理由はピークの真下に翠大橋が有るから。
糀屋山から見た笠形山 ツツジと展望を楽しみながら山の交差点と記されたピークに出たが、ここにも正式な山名は無く、山の交差点では山名に相応しくないので、この辺り一帯を支配してた糀屋に因んで糀屋山と名付けたい。 糀屋山から湖畔の公園までは急峻を極める下りで、始めから終りまで丸木階段が続き、三分の二まで下ると膝が痛くなり、しばしば立ち止る、湖畔の森公園は広く、足慣らしに草花が咲き乱れる公園を散策し、公園管理者に礼を述べ、西脇市の「へその湯」で汗を流し帰路に着きました。 黒木山山頂にて
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