おこじょ山の会
イン谷口8:55−ノタノホリ池9:26−第一の肩10:02−第二に肩10:35−第三大岩の肩10:55−堂満岳山頂11:16・12:25−金糞峠13:02−青ガレ谷川13:35−隠滝13:47−大山口14:17−イン谷口14:45 堂満岳山頂から見た山並み 堂満岳は比良山系の中でも一つのとんがり山で、話の種にとして登ってみる価値はあるな!と私が最後に登ったのは今から拾数年前の三月だったと思う。 職場の仲間が雪のある比良に登って見たいから連れて行ってと云うので、堂満岳から比良ロープウェイで下るコースで連れて行ったが、堂満岳山頂部は50cmぐらいの雪が残っており雪山用の登山靴を持ってない仲間には大変な目にあわせた記憶が今回登るにつれ思い出されて来る。 今回の堂満岳登山は5月26日に薊岳に登った折、石楠花の花に魅せられ、その時比良堂満岳も石楠花の宝庫であったことを思い出し、高度と寒さを考えると堂満岳にもまだ花が残ってるのではないかと思い出かけてきたが・・・
イン谷口の登山口 ここから本格的な登りが始まる 数年前に比良ロープウェイとリフトが撤去され、初級登山者が激減したと聞いてるが、登山口に当たるイン谷口に着いて見ると数台の車がすでに止まっていた、バスも廃止されたためかニ・三軒あった茶店は廃れ山好きの客だけでは経営は成り立たないのかな?
ノタノホリ池 谷川を登る 堂満岳へは3っつのルートが有るが、今回は一般的なルートとしてンタノホリ池を経由して山頂に、新緑の雑木林をゆっくり登って行くと、見覚えのある池が現れた、池に伸びた枝を見ると白い泡状のものが幾つも枝に着いてる、モリノアオガエルの卵が入ってるらしい。
急な登りに疲れが出始める 第二の肩から第三の肩を見る 池から本格的な登りが始まるり、斜面では九十九折れの坂をゆっくり登って行くと平地に出た、一つの尾根に出たらしい、私はここを第一の肩と名付け小休憩、ここから尾根と思える登山道を高度を上げて行くとまたしても平地に出た、私は第二の肩と名付け、尚も急坂を登って行くと大岩が現れた平地に出た。
最後の急登 あと10mがんばれ 山頂だよ 私はここを第三の肩と名付け、辺りを見ると石楠花の木が散在してるが花は見当たらない、最後の登りなのか登山道は急峻を増し木々を掴まえて登って行くにつれ石楠花の木が密生してくるが、花は無く開花後の種子が実を付けてる。
堂満岳山頂にに到着 山頂直下から見た北比良 山頂は南東部の木々が切り開かれ、靄のかかった近江富士をはじめ金勝アルプス・安土地の山々、対岸には津田山がはっきり見えるが、残念ながら鹿山系の山並みは皆無、昼食を終えて金糞峠への下りにかかると石楠花の大木が所狭しと生えてるがやはり一輪の花も無い。
山頂からの下り 冬は雪尾が出来る 奇岩が現れる 脆いかも 石楠花林が終わるとブナ林と変わり、ブナの新緑を愛でながら下って行くにつれ、またも雪の登山を思い出した、この辺りは雪尾が張り出し注意を呼びかけながら下った記憶がよみがえって来た。
金糞峠にて 金糞峠から見た琵琶湖バレイ 金糞峠からは青ガレルートを下るが、30数年前の青ガレ道は砂礫と小石混じりで何度も尻もち付いた記憶が有るが、今回下って見て以前より道が整備されたのか斜度さえなければノタノホリ池経由よりはるかに歩き易い。
金糞峠に設置された縦走路の案内 隠滝 林道に出ると隠滝と記した標識を見付けたので行って見ると落差10m以上あるかと思える素晴らしい滝が現れしばし見とれる、車道に戻ると石楠花ならぬ桐が車道脇に植えられ今が満開と言わんばかりの薄紫の花を咲かせていた。
隠滝 大山口の分岐 シャクナゲ花を求めて登った堂満岳も花には恵まれず、下山後桐の花に巡り合えたのが一つの慰めと思い、温泉「比良とぴあ」で汗を流し帰路に着いた。 比良とぴあから見た堂満岳
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