おこじょ山の会
国道から見た西方ヶ岳 常宮神社8:35・8:50−奥の院展望岩9:08−銀命水9:58−オウム岩10:22−西方ヶ岳山頂11:02・12:17−銀命水12:55−常宮神社13:55 福井県の敦賀にはつるが三山と呼ばれる野坂岳・西方ヶ岳・岩篭山がある。 今回はその一つ敦賀半島のほぼ中央に位置する西方ヶ岳を訪れてみようと、登山口に当たる常宮(じょうみや)神社に車を走らせる。 常宮神社に着くと常宮から浦底に縦走するというグループが居て、グループの二人が今浦底まで車を回送してると言う、私たちは車一台のため縦走できないので西方ヶ岳まを往復することに、登山準備を終え北へ少し行くと西方ヶ岳への指標が現れ、指標にしたがって民家を通り過ぎ農道の突き当りから登山道に変わった。
県道の案内標識 常宮神社 登山道に入ってから直ぐに初夏の花であるササユリが目に飛び込んでくる、この調子ならササユリの花の醍醐味が味わえるとと思い登山道の両脇に目を配りながら山頂まで着いたが、ササユリの花を目にしたのは十輪ほど。
民家横に指標が ここから本格的な登山道が始まる 15分ほど急な登りの途中奥の院展望所と記された大岩が現れ、大岩の上に立つと敦賀湾から敦賀市街地が一望できるはずだが、あいにく靄がかかっていたため湾以外は薄ぼんやりしか見えず残念。
高さ15mの展望岩 急な登りを行く 緩やかな尾根道をゆっくり周りの木々に咲く花を楽しみながら登って行くと、山頂までのほぼ中間と思えるところに銀命水と記された標識があり、水は重なり合った岩の間からこんこんと湧き出している、飲水してみると、まろやかで少し甘味があるところから軟水と思われる。
緩やかに整備された登山道 銀命水 緩急の登りを繰り返してるとオウムの岩と記された大岩が現れたので、またも大岩の上に登って見ると、少し靄が取れたのか敦賀湾が徐々にはっきりしてきてる、高度600mほどの緩やかな尾根に変わると辺りはブナ林と変わり、どんな山でもやはりブナ林になると清々しく気持ちがよい。
山頂小屋と二等三角点 ブナ林が終わる辺りから低木とネマガリ竹に変わり、山頂も真近だなと思っていると急に視界が開け、広い広場が現れる、正面に西方ヶ竹山頂の標識が、北西側を見ると青い屋根の非難小屋があり、北東側に下る道があったが縦走路は小屋の横になってる。
山頂大岩 展望所 北東側の道には何があるのかと入ってみると、またも大岩が現れ、岩の上に立ってみると180度の展望が開けている、靄も先ほどよりさらに薄くなり敦賀半島の先端まで見渡すことが出来、遠くにはそれなりに荒島岳や三周ヶ岳も望むことが出来た。
山頂大岩からカモシカ岩を見る 靄が無ければ加賀の名峰、雪を被った白山が見えたのにと思うと残念、西方ヶ岳には三角点があったはずと広場に帰って辺りを探したが判らず、ふと顔を上げると小屋の横に三角点はこの置くと記されていたので、足を踏み出すと足元でガサッと音がしたので足元を見るとマムシが居るではないか。 奥の院の大岩 岩の下に祠がある マムシを何とかしなければ三角点には行けないので、追い払おうと棒を探しマムシを突くと、小屋の土台に使ってるコンクリートの穴の中に逃げ込んでいった、でもその横を通るのでマムシに注意しながら通過し、三角点に辿り着くと三角点は二等と記された部分がかろうじて見えるぐらいまで地中に埋まっており、周囲はネマガリ竹と低木に囲まれ何も見えない。
ササユリ ササユリ ?
ツクバネウツギ コガクアジサイ ササユリ
? ? ハマヒルガオ ハマヒルガオ 広場に戻ると昼食の用意が整っており、食事を摂り始めると縦走路組の9名が登ってきた、食事休憩を終えると往路をゆっくり下り常宮神社に着くと、浜に下りてみようというので浜に下りると、砂浜一面に昼顔の花が咲き乱れ、しばし砂浜を楽しんだあと敦賀市内にあるニュウサンピア敦賀で汗を流し帰路に着く。
|