おこじょ山の会

 一昨年に一等三角点に興味を持ったと云うほどではないが、兵庫県に一等三角点は幾つあるのだろうかと地理院のホームページで調べてみると21ヶ所あることが判った、山の名前を列記していくと、このホームページを立ち上げるまで既に7ヵ所訪れていた、それでは全部訪れてみようと他の山に訪れる合間に現在まで19ヶ所訪れてきた。

 今日は県内で島を除いた最後の三成山(点名 田君谷山)を訪れるために温泉町まで車を走らせ、三成山を訪れたあと城崎の来日山の一等三角点に立ち寄って帰ることで自宅を早朝出発。

 三成山登山口である栃谷集落に着いて林道に車を乗り入れるが、林道の整備がされてないのか草木が道路に覆いかぶさり、以前訪れた淡路島の釜口山で酷い目にあったことを思い出し車を林道入り口に駐車して林道を歩いて登ることに。

  

           栃谷林道入り口              登山標識を見つける

 林道を歩き始めて200mも行くと草木が道路に覆いかぶさった林道は綺麗に整備されており、今までの林道は何なんだっただろうかと疑問に思ったが、そのまま登って行くと草が刈り取られた後から蕨の新芽が沢山芽を出していたので帰りに戴くことにして先を急ぐ。

  

    林道から登山道へ                          点石

 林道の終点と思える手前に三成山への標識が現れたので、一歩足を登山道に踏み入れると登山道は草木に覆われ、蜘蛛の巣が行く手に幾重にも立ち塞がっている、山頂までは蜘蛛の巣との戦いで、少し広々としたところの真ん中に標石が現れた三成山の山頂に着いた。

          

三成山一等三角点

 山頂からの展望は、周りを木々に覆うわれているため皆無で、その木の一つに黒板が吊り下げられて「落書き長」と記されていたので、私は「兵庫県21ヶ所の一等三角点残すは家島のみ」と記して署名してきました。

          

     三成山観測点                  尾根から日本海方面を見る

 三成山には釜口山と同様に観測点も設置されてあり、この観測点は何を観測するのか良く判らないが日本全国に30数箇所あるらしい、昼食を摂るため展望の良い場所を探し、昼食を終えると林道を引き返し、途中確認していた蕨をしっかり戴いて車へ。

新しく生まれ変わったあ「まるべ鉄橋」

 車に乗車すると次の目的地である来日岳へ車を走らせる、来日岳は山頂まで車で登れるので、来日岳に登る前に城崎温泉で温泉に浸かり来日岳への林道に乗り入れるが、昨年ロープウェイ山上駅から来日岳まで歩いたとき林道は広く見えたが、今回車を乗り入れると車一台がやっと通れる道幅しかない。

          

来日岳山頂一等三角点

          

      円山川方面を望む                  但馬空港を望む

 来日岳からの展望は素晴らしく、しばらく展望を楽しんだあと帰路に着く。

   (2009年11月16日の来日岳