おこじょ山の会

天狗岩からみた山並み

 熊野神社10:40−鹿倉山山頂11:05・11:25−天狗岩11:35・11:45−熊野神社11:55

 昨夜はどしゃ降りの豪雨、朝雨も止み薄雲もあるものの午後には晴れ間が出ると云う清々しい天気、出発間際に仲間の一人が体調を崩し行けなくなったと連絡が有り、もう一人とどうするか相談の末「鹿倉山の位置とそこへ行く道が判れば行きたい」との問いに「位置も道も判る」と云うと、それではと中国道から舞鶴道へ。

 春日インターから県道69号へ、栗柄で97号に変更し箱部峠を少し下った所から深山林道へ、林道の入り口に「松茸山にて9月末から11月上旬は立ち入り禁止、見付けた場合はそれ相当の金額を戴く」と記されていたが、私達は松茸が目的ではないので車を乗り入れると、丹波鹿倉山登山コースと記された案内図が有り、案内図に従って熊野神社まで行くことにする。

               

   林道入り口にある案内板               熊野神社にある鹿倉山の謂れ

 林道終点には車数台が置けるスペースが有り、その駐車場横に熊野神社の社殿が鎮座しているが杉の植樹林によって薄暗くさびしそうに見える、社殿にお参りして社殿横から登り始めるが登山道は杉の落ち葉によって定かではないが、それなりに登山道かな?と思えるなかマーキングを頼りに登って行く。

  

      熊野神社  左手から登る               立ち木を捕まえて登る

 登山道は山の斜面を登るため急峻を極め、ほぼ直登に近く左右に大岩が現れた場所では滑りやすく、木々や岩を掴んで登る、登り終え尾根に出た所が烏帽子岩展望所で岩の上に立つと南東の山々が一望できる。

  

      一番の難所                      山頂の三等三角点

 緩急の尾根を登っていると急に開けた広場に出た、鹿倉山山頂である、山頂からの展望は木々に覆われて利かないが一部御嶽から小金ヶ岳を望むことが出来る。

山頂から小金ヶ岳を望む

 登りの途中天狗岩と記された案内標識を見ていたので、下る途中天狗岩に寄って見ることにして天狗岩へ、天狗岩の頂に立つと北西から南東の山々が一望でき、素晴らしい山々を眺めるが悲しいかな山の名前が判らない、ただ判るのはあの山?の向こうが舞鶴で日本海と云うぐらい。

  

山頂にて

 熊野神社まで下りたが昼食を摂るには展望も無く寂しすぎるので、県道を走っていれば何処かの公園が有るだろうと、来た道とは違ったルートを走っていると道路に栗のイガが落ちているので車を止め、イガの中を見ると栗の実が入っているので戴いても良いだろうと栗拾いに専念する、多分昨夜の風雨によって落ちたものと思える。

 栗を両手一杯拾って県道わきに設置されている100円ショップの野菜を仕入れ、棚田が見渡せる場所で遅めの昼食を摂り帰路に着く。