おこじょ山の会
旭橋から見た180度 某会社42期生の九州出身者で作っている九州会(現在は地方出身者昆合)のメンバーが定年を迎え、一昨年年3回の近況を語り合う飲み会と一回の宿泊旅行を決め、今回は城下町の雰囲気を残し、また童謡「赤とんぼ」で有名な龍野市を散策することに致しました。 龍野市と言えば童謡「赤とんぼ」だけではなく、戦国時代に鶏龍山(けいろうざん)に初代城主赤松村秀が城を築き、揖保川の霧によって城が霞の上に聳えたっていたことから霞城と言われた龍野城址が有名で、その名残が城下町として古い町並みを残している。 その龍野城址も織田信長の命を受けた羽柴秀吉に責められ、開城したあと京極高和が城主となったが、徳川の時代になって破却になったあと脇坂安正によって再建され、明治の廃藩置県によって城取り壊しまで秀麗な霞城として住民に親しまれ、その面影を残す白壁の城壁が残っている。
龍野駅 ホームと列車 醤油工場脇を流れる防火用水 訪れた龍野市は20日から23日まで秋の紅葉まつりあって、私が訪れた昨年・一昨年とは町並みは様相が一変し城下町の通りは観光客であふれ、臨時に開店した店はどこもいっぱいで、ゆっくりと見学できる状態ではない。 私達は見学を明日にと今夜の宿である国民宿舎「赤とんぼ荘」に行き、夕日が山並みに沈むのを眺めながらゆっくり寛ぎ、夕食後入社後の話に花が咲き、夜の更けるまで飲み交わしました。
旧城下町を行く 龍野城跡 宿から見た龍野市街 翌朝、宿前にある童謡の小道を散策しに出て幾つかの童謡を聞き、山の山頂に着くと、山頂は四等三角点で、その横には「日山」と記された標柱があり、確かこの山は白鷺山ではなかったかと首をひねりながら宿に戻り、宿の人に聞くと「山は白鷺山だが、「日山」と記されているなら、この辺りの地名が日山と言うので・・・云々と述べたあと判らないとの返事でした。 宿の前 童謡の小径 白鷺山の四等三角点
三角点の説明文 三木清のレリーフ像
三木清のレリーフ説明文 龍野駅ホームにある童像 山好きな私は帰ってから、あの山はやはり白鷺山で「日山」とは三角点の点名であろうと納得した次第でしたが、山頂に白鷺山と記しておいてくれれば悩まなくても良かったのにと思う次第でした。
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