おこじょ山の会
秋津山山頂から南西から西北を望む 山頂から東条湖方面を望む 秋津登山口9:25−秋津山山頂9:35・10:05−浦山10:45・10:50−秋津山11:30−登山口11:40 加東市秋津に秋津富士(320.2m)と言う山があり、その稜線の北東に三等三角点の浦山(340.2m)があるので行ってきました。 秋津富士は山頂が古墳でお椀を付したような綺麗な横穴式古墳でした。 秋津富士へは東条湖が出来たあと、秋津山山麓にバブル期多くの別荘が点在するようになり、登山口はその最上地(200m)にある別荘前にあり、各別荘に通じる車道が入り乱れ、標識も無いので登山口にたどり着くだけでも一苦労のなか、峠と思える所に「秋津富士登山口」と記された標識を見付ける。
登山口の標識と秋津富士の謂れ 登山道は整備されているため難なく10分ほどで山頂に辿り着き、丸い円墳の山頂には立派な山頂柱が埋め込まれ、木々を切払った山頂からは360度の展望が開けている。
整備されたやや急な登山道 登山道の途中にある大岩 六甲山系をはじめ北摂の山々・瀬戸内から播磨の山並み、北西には笠形山・千ヶ峰と低山とは云え兵庫の名だたる山や丹波の山まで望むことが出来る。
古墳の案内 円い古墳
古墳の入り口
下山後訪れる予定の見草山 山頂の標柱 しばし展望を楽しんだあと北東に延びる稜線沿いの奥に小高い丘が見える、その最高峰に三等三角点があると云う浦山である、とりあえず行って見ようと云う事で登山道を探すが、それらしい道は無く、今までの体験から必ずあると確信して、多分ここだろうと見当を付けて雑木林の笹藪の中に突っ込む。
ヤブの中を竹笹や低木を?き分けて進む 低木の笹藪の中を右へ左へ木々をかき分けて進むと、それらしい道を見付け進むが、その道は直ぐに無くなり、見失って10分程悪戦孤島のなか、どうも尾根を間違えていることに気付き、西側に見える尾根へと進路を変更し尾根に出るとまたもそれらしい道を見付ける。
浦山の山頂 ヤブコギを初めて中間らしいと思える二つ目のピークに出たが、相変わらず低木や笹藪は続き、衣服はサルトリイバラのイガに引っ掻かれボロボロに、それでもここまで来たからには三角点を見付けるまではと、イバラや低木・笹竹を掻き分け、ようやく最後のピークに当たる浦山に着いたと思える個所で辺りを探すと有ったー三等三角点、手袋を脱ぎ感慨を込めて三角点にタッチ。 それにしても私達のような物好きな人しか訪れないのか、三角点は寂しげに雑木林に覆われた中に標柱がポツンと埋め込まれている、私達のように物好きな人のために頑張ってねと願いつつ来た道を引き返そうとするが、何処からここに出て来たのか判らず、辺りを見渡すとそれらしい道を見付け藪の中に突っ込むが、またも道は消え、またも道を間違えたのか西の方向を見ると尾根が見えたので、その尾根に出るとまたもそれらしい道に出た所で来た尾根だと気付き、引き返すが秋津山に着くまで何度も道を見失い行きも帰りもヤブコギから抜け出すことは出来ず、よくも浦山を往復できたと感心すると同時に、有志で登る初登山がヤブコギとは・・・・ 登山口を少し下った所にある古墳 今年も道無き山が待っていると思うとワクワクするが、それもマムシが目覚める3月ぐらいまでかな?それ以降はヤブコギは出来ず、登山道の整備された山しか行けないね。
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