おこじょ山の会
西宮市立自然の家10:00−車道出合12:00・12:40−自然の家15:15 山の仲間が以前から深雪の中をワカンを履いて歩いて見たいと言っていたが、ワカンを履いての山歩きは「きつくてしんどいから止めた方が良い」と断っていたが、他の山仲間からワカンを履いての山歩きの話を聞くたび興味を持ち、ことあるごとにワカンの話が出るので、それではととりあえず行くことにした。 まずワカンは手元にないので、仲間の一人が懇意にしている労山の一人からワカンを借り受け、まずは練習場所と言ううことで何処が良いかと検討した結果、09年に訪れた粟鹿山林道が良いのでは西宮市立自然の家へと車を走らせる。
自然の家に着くと積雪は09年の倍近い積雪で、ワカンの練習にはもってこいの積雪量だ、登山支度を済ませ登山口へ、09年には雪が無かった個所は20cmから30cmとすごい量だ、鹿もやはり登山道の方が歩き易いのか登山道は鹿の足跡ばかりで、その足跡をラッセルしながら登って行くが、幸いにもこの2〜3日暖かい日が続いたため立ち木に雪が残っていないぶん降雪に気を使かわず登れる。
粟鹿山への直登を試みる 直登を試みたが諦めて正規の道へ
尾根から展望を楽しむ 休憩を採りつつ青垣町稲上から粟鹿山に延びる林道に出た展望所で昼食休憩とするが、私は今日の夜抜けることのできない会議があるため本日の登山はここまでとして、昼食を終えると鹿の足跡以外は何もない林道をワカンを装着して下る練習に取り掛かる。
車道は鹿の足跡以外何もない雪原
展望台へと登る 展望台から北西の山を望む 林道は50cm〜60cmの積雪で練習にはもってこいの積雪だ、なかには雪の吹き溜まりとなっている所では110cmの積雪で、ワカンを装着して雪上を歩いて見たいと言っていた山仲間のMさんも最初ははしゃいでいたが、ワカンを装着しての靴幅より広いワカンの雪歩きに何時もと違う感触に疲れて来たのか、声少なくなり、しばし立ち留まるようになって来た。
ワカン装着の指導を受ける 車道の練習を長くして見たいのは山々だが、何時までも車道を下って行けば自然の家から遠のくばかりで、自然の家に通じる幾筋かの尾根を過ぎた辺りで練習を打ち切ることを伝え、ここから谷筋に下りるか尾根筋を下りるか相談のうえ、谷筋を下りることにした。
車道に積もる深雪の上を足をとられながら進む いたるところにこんな雪崩れ雪が・・・ 谷筋を下るためワカンを外すよう指示したが、斜面にはまだ30cmほどの雪が残っているのにMさんが何故ワカンを外すのかと言う問いに答えるかのように、Tさんのワカンが雪下に隠れている石と石の間に嵌り込み抜けなくなる現象が起こり、目のあたりにして納得したようだ。 初めてワカン装着して喜ぶ左端のMさん ワカンを外した斜面は所によっては腰まで埋まるほどの積雪で、谷に下りつくと今度は間伐で放置された木々が行く手を手を阻み、右往左往し場がら積雪の少ない所まで下ると、その昔田畑として活用されていた形跡を思わせる石垣が見えると、一同ほっとした表情になり、表情も明るくなったが私はこれからが大変だと、石垣に通じる地道の農道をアスファルトの農道まで出た所で、幾つの尾根を通過したかと尾根を眺め、検討で四つの尾根を通過していると推定しルートを左へと採っているとき、地元の人に会ったので、自然の家を問いかけると推定した方向にあり、全員無事に駐車場に。 農道から粟鹿山を望む 本来なら汗を流すために何処かの温泉に浸かるのだが、帰宅の時間が迫った私の都合で汗を流すことなく帰路に着いたことで、温泉には入れなかった同行者にお詫び申し上げます。ごめんね ワカンをはずしてからは写真を撮る余裕なし 追伸、翌日ワカンの練習した全員が足が足がと、日頃使わない筋肉の痛みを訴えていましたが、Mさんだけは今一度ワカンを履いての雪道歩きをして見たいと・・・
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