おこじょ山の会 山頂から見る展望 霞が無ければ六甲山系も見えるのだが・・・・ 池横駐車場10:15−東屋10:25−登山口10:45−炭焼窯跡10:48−尾根11:32−西光寺山山頂11:37・13:00−ゴルフ場13:32−鉄塔(80)13:45−鉄塔(81)13:55−鉄塔(83)14:50−鉄塔(84)14:50−林道出合15:10−駐車場15:20 篠山市に幾つあるか判らないが、地図に記載されている山で、寺の名が付いている山が今田町に三つある、西から西光寺山・和田寺山・西寺山と独立峰ながら続いており、書籍によると役行者が清水寺参りに使った修行の山とされている。 6月26日和田寺山に登ったのをきっかけに、この寺の名が付く三つの山を登って見たくなり、今回西光寺山に行ってきました。 自宅から車で国道・県道を経て登山口である今田町本荘に、林道を登山口へと車を走らせるも竹笹や低木が林道に覆いかぶさり、林道脇にある溜め池までが精一杯で、池横に二台ほど駐車出来るスペースがあったので駐車し、登山支度を整え歩き始めると一台の軽トラックが登ってきた。 軽トラックは地元の人らしく廃木を積み「西光寺山に上るのかい?」と問いかけてくる、「車はまだ先まで行けるの?」のと問い返すと、ここから先は道が悪くなるので、今止めているところが最適との返事、ここから先は車高の高いものでなければ無理だよ、と言って先に進んで行った。 木々を切り払った広い個所まで行くと、先程の人が軽トラックに積んだ廃木を降ろしており、山の話をしながら地図を開き、このルートでここへ下りてこれますかと問いかけると、年に何度か登っているが、下りを指したルートは知らないし、そんな道は無いのと違うか、との返事。
車を置いて出発 登山道脇に東屋が、お寺の能書きが記されている 人懐っこく話好きおじさんに礼を述べ、林道突き当りから登山道に入ると直ぐに東屋があり、その先直ぐに今は使われていないと思える炭焼き窯が現れた、登りはここから始まり、谷筋の斜面を小さな九十九折れに登って行くが、ほぼ直登に近く、道ははっきりしているが新緑の羊歯や低木が登山道を覆い、蜘蛛の巣を払い、足元は蛇に注意しながら登り、少し広い所があれば休憩を採りながら登っていく。
林道が終わり登山道へ 左には数台の車が駐車できる 炭焼き窯跡
日当たりの良いところは羊歯が道を塞ぐ 登りはじめは急坂が続く 軽トラックのおじさんは山頂まで一時間もあれば登れると言っていたが「ほんまかいな?」と疑問に思う登りだ、少し緩やかになったかな?と思っていると尾根に出た、尾根に指標ががあり、指標に従って行くと岩尾根が現れ、岩尾根を過ぎると目の前に山頂東屋が見える。
登山道を覆う低木を押しのけながら急な坂を登る 暑さに扇子を取り出す同行者
尾根に出たところの岩尾根 岩尾根を過ぎると山頂東屋が見える 山頂東屋からの展望は素晴らしく、霞さえなければ瀬戸内まで見えるのにと思うが残念、かんかん照りの日差しを東屋の屋根が防いでくれ、汗で濡れた衣服を低木に掛け、東屋に設けられた椅子に座っていると、時折吹く風に気持ちよい夢心地に誘われる。
山頂東屋から見る祠 祠うしろの三等三角点 昼食休憩も終わり、おじさんの言うように登った道を引き返せば良かったのに、つい地図を過信して別のルートから下りようと、地図通りに行ったのが間違いの元、山頂には西脇市への登山ルートの指標があり、地図にはそのルートを少し下った所から右へ入るように記されていたが、ゆっくりその個所を探しながら進むと、林道と思える広い道に変わり、間もなく谷筋に下る広い道の分岐が現れた。
山頂祠で記念撮影 尾根道に続く林道 西脇市から登って来ている 後で気が付いたのだが、ほんまはこの広い谷筋へ下っている道を下らなければならないのに、谷筋へとの疑問につい先へ行ったのが間違いだった。
尾根の林道から右への林道に下る 鉄塔巡視路行く 広い道を15分も下った所に「下山口は突き当たりを左へ」と記された指標の分岐があり、左は西脇市へ下るため、右への登山道を下っている中で西光寺山を見ると、今下ってきた林道への尾根を五つもやり過ごしてきている。 さてどうしたものかと思っているとゴルフ場に出たので、このまま下へ降りたのでは駐車場所まですごい回り道になると思って地図を見ると、丁度ゴルフ場の上に送電線が走り、尾根の上に鉄塔が見える、その送電線は駐車場所に通じている。 サギソウ自生地から見た西光寺山 送電線の鉄塔に行けば必ず巡視路があることを体験しているので、とりあえず鉄塔を目指そうとゴルフ場を横切り、ヤブコギ宜しく鉄塔への尾根に取り付く、途中で巡視路を見つけ鉄塔に着き、ナンバーを見ると80となっている。 鉄塔のある尾根を数えると車を駐車している尾根まで五つある、巡視路の鉄塔番号を確認しながら歩いていると、二箇所ほど谷間で巡視路を見失い、その都度尾根に出て、最後の尾根に取り付く所で広い道が山から下りてくるのに出会った。 この広い道が谷筋へ下っていた道だと気が付く、その時最後の鉄塔への巡視路に向かおうとした時○○○建設の制服を着た数人の方が84鉄塔から下りて来た、話を伺うと工事するために巡視路を歩いていると言う、そしてどの鉄塔に向かうにもゴルフ場に突き当たり難儀するとも。 84鉄塔から車を止めている林道に下りると、またも朝会ったおじさんが軽トラックで登ってきた、経過を話していると「そうだろう、だから地元の人はそちらへは行かない」と言う、「それより車の窓が開いたままになっていたよ」と言われて、そうだバックした時に窓開けたまま閉めるのを忘れていたことに気付く。 車に乗り込むと同時にまたも雨が降り出したが、先週みたいに濡れ鼠にならづに済んだと喜びつつ、40分で下りられるところを二時間近く余分に歩き、おじさんには「良い運動になったね」と言われ、喜んでよいのやらと話しながら、今田温泉「ぬくもりの湯」で汗を流し帰路に着きました。 GPSが無く地図に記録して下りたので正確さを欠くかも?
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