山頂から見る360度の風景

 笠形グリーンエコー10:35−キャンプ場10:55−扁妙の滝分岐11:05−5合目11:41−市川登山口分岐12:15−笠形山山頂12:28・13:30−滝見台14:40−扁妙の滝14:45−オウネンの滝15:00−笠形グリーンエコー15:25

 相生市の雛山に行く予定で何時もの集合場所で待っていると一人から連絡があり、出がけに転んで額を怪我したので今から病院に行って手当をして来ると、あまり遅くなるようでは時間的に低山とはいえ無理が出てくるので、話の結果他の場所へ行くことで3人で出かけることにした。

 車を走らせながら何処の山に登ろうかと思案の末、同乗の2人が笠形山に登った事が無いとのことで笠形山へと進路を変更して車を走らせたが、笠形山への登り口は3ヶ所あり、何処からと思案した結果笠形グリーンエコーから登り、下山時扁妙の滝経由でと思いグリーンエコーへ。

 車をキャンプ場までと思ったが、歩いても知れていると思いグリーンエコー駐車場に駐車して登山開始、キャンプ場への登山口の入口に「クマらしき動物目撃あり!注意願います」の看板が立てられているのを見て同行者の女性が心配したが、本日最初の登山者と違うので、もしクマが居たとしても登山道から避難していると思って登山開始。

  

      グリーンエコー                        グリーンエコーに映える紅葉

 登山口からキャンプ場までは丸木階段が続き、キャンプ場からは笠形山への指標に従って斜面を九十九折れに登って行くと今年1月19日に氷瀑となった扁妙の滝を訪れた時、見覚えのある笠形山への分岐点に、笠形山へは06年3月24日に市川町から登った事があるがグリーンエコーからの登りは初めてで、今日は笠形山に登る予定にしていなか地図による下準備もしていなかったので、地形やコースタイムも判らず、山の地形と高度差から見て多分2時間もあれば山頂に着くだろうと計算して分岐から山頂へと。

  

    キャンプ場からの登山口                  急な九十九折れが続く登り

 市川町からの登りは笠形神社から尾根道を登ったように記憶しているが、こちらからの登りは尾根に出る気配はなく、山の斜面をトラバースするように扁妙の滝上の谷筋を奥へ奥へと登って行き、谷筋が切れると急に植栽林の根が縦横に剥き出しになった尾根を急登し、急登が終わるとまたも斜面のトラバースが続く。

  

     荒れた登山道を登る                   滝見台への分岐

 

  

     滝上の谷川                       谷川の源流に設けられた東屋

 

  

    山頂直下で長い丸木階段が続く            山頂尾根の分岐点

 急登とトラバースを繰り返して前方が透けて見えたと思ったら市川町の笠形神社から登ってくる分岐点で、以前の笠形山登山はこの笠形神社から登って来たことを思い出す、ここまで登ってきたら山頂は近い、山頂への急な尾根を登り終えると360度の展望が開け、先客5名が展望を楽しみ昼食休憩を摂っていた。

  

   尾根道は落ち葉で登山道が消える             山頂三角点と昼食を摂る先客

 山頂は一等三角点で東屋が二つあり、一つの東屋が空いたので私たちもその東屋で昼食休憩を摂りながら展望を楽しむが、軽い靄がかかりはっきりした山容が判らず段ヶ峰や白髪ヶ岳・七種山・六甲山系までは判ったが、見る角度によって山容が変わるので想像でしか判らない。

  

     笠形山山頂一等三角点                滝見台から見る偏妙の滝

 

            

     登山道から偏妙の滝へ下る長い階段                  偏妙の滝凍りついた滝

             

      偏妙の滝                           子育て地蔵尊

 昼食休憩を終えると登って来た道を引き返し、扁妙の滝分岐から扁妙の滝へと下り、滝下から眺める滝は今年1月19日に氷瀑を見に来た時とは違い落差が大きく見える、ただ残念なのは今年の紅葉の色付きが悪く、綺麗に色づいていれば滝に映えたのにと思ったが・・・

  

    キャンプ場から見た岸壁                 キャンプ場への登り口に熊に注意の看板

 駐車場まで戻ったあとグリーンエコーで汗を流し帰路に着いた。